筑豊賞 - あすの筑豊を考える30人委員会

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 このウェブサイトは、福岡県筑豊地区で地域づくりに日々取り組んでいる人たちを紹介するものです。読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」が毎年選考している「筑豊賞」の紹介が中心です。あすの筑豊を考える30人委員会ブログ

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[14]
●滴水館代表 服部寿多可さん 49(飯塚市)
柔道 小中学生に指導

服部寿多可さん  飯塚市吉原町の柔道場「滴水館」で毎週水曜と日曜に、地元の小中学生らを指導している。「柔道が強いだけではだめ」との考えから、あいさつなどの礼儀作法や勉強の大切さも説く。
 滴水館は、旧制嘉穂中(現・嘉穂高)出身の柔道家・新原勇が1948年に開設。2003年の水害で被災したが、嘉穂高柔道部OBらの尽力で再建された。指導者不足で休館していた時期があったが、OBの服部さんが15年に再開。他のOBらも指導に加わり、現在の門下生は55人を数える。
 筑豊はかつて柔道が盛んで、「柔道王国」と呼ばれた時代もあった。しかし今では、中学校の柔道部も少なくなっている。服部さんは「中学生になっても柔道を続けられる環境をつくり、柔道人口を増やしていきたい」と力を込める。
推薦・岡村智之委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[13]
●Oh💛ふくろうの会(飯塚市)
ヒマワリ 命の大切さ

Oh💛ふくろうの会  メンバーは、飯塚市立立岩小の児童・卒業生の母親ら約20人。東日本大震災で多くの児童が犠牲になった宮城県石巻市立大川小にゆかりのあるヒマワリを毎年、校庭で育て、収穫した種を立岩小6年生に卒業記念として贈っている。「命の大切さ」を胸に巣立ってほしいとの願いからだ。
 会は大震災翌年の2012年、当時の児童の母親らが結成。名称は幸せを運ぶとされる鳥「フクロウ」と、「おふくろ」を組み合わせた。ヒマワリはもともと、津波で子どもを亡くした大川小の保護者が学校近くの高台に植えた。会は、飯塚市の別の小学校を通じて種を譲り受け、体育館横の畑や花壇で育て続けている。
 ヒマワリは今年も大輪の花を咲かせ、種も9月に収穫できた。会長の江口美穂さん(48)は「これからも活動を通して、子どもたちにメッセージを届けていきたい」と話している。
推薦・久保森住光委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[12]
●英彦山門前町同好会(添田町)
英彦山の歴史、文化継承

英彦山門前町同好会  修験道場として信仰を集めてきた英彦山の歴史や文化を継承する活動に取り組む。かつて修行で使われた道を山伏の衣装を着て歩いたり、山伏が暮らした宿坊に1泊したりといった体験型イベントに力を入れている。
 結成は2017年で現在は約80人が所属。英彦山で採れた木の実などをすりつぶして染料として使う草木染めや、英彦山神宮の参道を夕日が照らす光景を楽しむ催しなども手がける。空き家になった宿坊の清掃・保全活動や、専門家を招いて英彦山の歴史などを学ぶ勉強会も定期的に行っている。
 今年は新型コロナウイルスの影響で中止した取り組みもあったが、感染防止対策を講じながら、可能な活動を模索している。
 最近はリピーターが増えているといい、松養栄貞会長(77)は「『応援団』を増すことで、地域の活性化にもつなげたい」と話す。
推薦・林真弓委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[11]
●Dream Messenger(直方市)
楽しい企画で地域活性

Dream Messenger  直方市のまちおこしグループ。「楽しい企画で人と人をつなぎ、地域を元気にしよう」と、婚活やボルダリングなど様々なイベントに取り組んでいる。
 伊藤聡さん(52)ら直方青年会議所OBが2009年に結成し、現在は12人が所属。平成筑豊鉄道の貸し切り列車を会場にした婚活イベントや、直方市の商店街を舞台にした「トリックアート」(だまし絵)の催しなどを手がけてきた。
 直方市で夏休みに時期に開催される親子向けイベント「ユメまつり」にも毎年参加。新型コロナウイルスの影響で10月に開かれた今年は、支柱間に張ったベルトの上を綱渡りのように歩くスポーツ「スラックライン」の体験会を開き、子どもたちの人気を集めた。
 代表の森川勝一さん(42)は「これからも子どもたちに夢を与え、地域の活性化につながる企画を展開していきたい」と意気込む。
推薦・石光秀行

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[10]
●maruikoさん 35(嘉麻市)
嘉麻の魅力イラストで

maruikoさん  嘉麻市を拠点に活動するイラストレーター。保育園に通う長男を育てながら県内で個展を開いたり、自治体や企業の印刷物デザインを手がけたりしている。
 本名は丸山桃子さん。合併前の旧山田市出身で、九州造形短大(弦・九州産業大学造形短期大学部)でデザインを学んだ。在学中の2007年、フリーのイラストレーターとして仕事を始めた。
 17年に福岡市から嘉麻市に移ったのを機に、「まるやまももこ」だったペンネームを、SNSなどで使っていた「maruiko」に改めた。シンプルで親しみやすいイラストは、市内を走るラッピングバスや地元の観光マップなどに採用され、住民が目にする機会も多い。
 地域を盛り上げようと、地元の創作神楽グループでも活動。「イラストを通して、温かい人々や炭鉱の歴史など嘉麻の魅力を発信していきたい」と話す。
推薦・有江俊哉委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[9]
●香春オルレの会(香春町)
認定コースの整備励む

香春オルレの会  地域の自然や歴史、文化を五感で楽しみながら歩く韓国・済州島発祥の「オルレ」。九州に21ある認定コースの一つ、「筑豊・香春コース」の整備にボランティアで取り組んでいる。
 会は2017年12月のコース認定直後に結成。メンバーは月1回程度集まり、JR採銅所駅をスタートして香春駅に至る11.8キロのコース一帯で草刈りや倒木の除去などに汗を流す。
 コースには、小川にかかる「本田ブリッジ」と呼ばれる橋がある。チェーンソーで丸太を切り出し、手作業で架け替えたもので、作業の中心メンバーの名前が付けられた。こうした土木作業も必要に応じてこなす。
 「また香春を歩きたい」。こうした声がメンバーの励みという。高齢化が課題だが、会長を務める前香春町長の加治忠一さん(82)は「町民を含めて多くの人にコースの魅力を知ってもらうため、今後も活動を続けたい」と話す。
推薦・西部知恵委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[8]
●尾上礼子さん 87(小竹町)
小中校で読み聞かせ

尾上礼子さん  読書ボランティアとして、小竹町の小中学校で絵本や本の読み聞かせをする。町社会福祉協議会のボランティアグループにも参加し、高齢者施設などで同様の活動に取り組む。
 1950年に結婚し、嫁ぎ先の家業、町中心部にある料理店を切り盛りし、地域の店として親しまれた。2004年に閉店。「地域の子どもたちのためにできることはないか」と考えていた時、小竹南小が読書ボランティアを募集しているのを知って応募した。
 現在は小竹西小と小竹中を加えた3校で、週1回ずつの読み聞かせ活動を担う。絵本や本は町中央公民館図書室で借りたり、自分で購入したものを持参する。
 ただ、コロナ禍の今年は活動できない日々が続く。「子どもたちは道で会ったら『朗読のおばちゃん』と声をかけてくれる」と尾上さん。教室で向かい合える日を心待ちにしている。
推薦・古賀佳代委員、花由美起委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[7]
●筑穂ヤングファイターズ(飯塚市)
創部50年 県大会初V

筑穂ヤングファイターズ  飯塚市筑穂地区の小学生でつくる軟式野球チーム。創部50年の節目を迎えた今年は、「小学生甲子園」と呼ばれる「高円宮賜杯全日本学童軟式野雄大会マクドナルド・トーナメント」の県大会で初優勝した。
 地区内の三つの小学校に通う計36人が所属し、週に3、4回、地元のグラウンドで練習に励んでいる。監督の津野茂登さん(66)は、長男の入部を機に指導にかかわるようになって約20年。「子どもがお世話になった恩返しです」と語り、コーチを務める保護者やOBの大学生らとともに子どもたちに向き合う。
 今年ば新型コロナウイルスの影響で練習できない時期があり、全国大会も中止になった。しかし、県大会優勝は地域を大いに盛り上げ、住民を元気づけた。津野さんは「これからも多くの人に勇気を与えられるよう、子どもたちと頑張っていきたい」と力を込める。
 推薦・田中仁委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[6]
●宇都宮寿之さん 56(田川市)
キックベースボール指導

宇都宮寿之さん  田川市で理容店を営む傍ら、早朝や休日に小学生にキックベースボールを指導し、地域の相撲大会やカルタ大会の運営にも携わる。11年前に子供会の世話役を引き受けたのをきっかけに始めた。
 県立西田川高で野球に打ち込んだ。背番号10で最後の夏の大会を迎えた経験から「補欠の気持ちが分かる」といい、キックベースボールの大会では勝ち負けよりも全員に出場機会を与えることを優先する。「それが子どもたちの自信と成長につながる」と信じるからだ。
 理容師の修業時代、高校の時に使った硬球をお守り代わるに持ち歩いた。30歳の時、その硬球に長嶋茂雄さんからサインをもらった。今も時々握っては原点を思い起こす。
 「野球を心底楽しんだ経験は大きな財産。子どもたちにも『今』をとことん楽しみ、自分に自信を持つきっかけをつかんでほしい」と願う。
推薦・高山友良委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[5]
●直方川づくりの会(直方市)
遠賀川の清掃活動23年

直方川づくりの会  直方市中心部の遠賀川沿いに立つ防災・学習施設「遠賀川水辺館」を拠点に、環境保全活動に取り組む。市民に広く参加を呼びかけている河川敷の清掃活動「春の小川まつり」は今年で23年目を迎えた。
 流域住民らが1996年に結成した「直方川づくり交流会」が前身。2003年にNPO法人化し、現在の名称になった。国土交通省が開設した水辺館の管理・運営を始め、カヌースクールや水生生物調査など活動は多岐にわたる。
 春の小川まつりは毎月、最終日曜日に実施しており、時間は午前10時から40分間と決まっている。「定時に短時間。参加しやすく息長く」が合言葉で、毎回30人ほどが参加し、ゴミ拾いに汗を流す。
 理事長の坂本栄治さん(80)は「長年の活動の成果として、ゴミは少なくなっている。これからも河川愛護の輪を広げていきたい」と話している。
 推薦・高橋幸子委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[4]
●図書ボランティア「布っ子」(桂川町)
手作り布絵本を寄贈

図書ボランティア「布っ子」  布絵本を手作りし、桂川町の町立図書館や小学校に贈る活動を続けている。昨年は「手作り布の絵本全国コンクール」に出品した「さるとかに」が最優秀作品に選ばれた。
 布絵本の制作講座を受講した住民有志が1999年に結成。現在は30~70歳代の10人が週1回、代表の西岡貴代子さん(72)の自宅に集まり、活動している。
 原作を参考に描いた下絵に、町民から寄贈された古布などを切り貼りしたり縫い合わせたりし、約1ヶ月かけて1冊を仕上げる。布製の紙芝居や人形劇などの作品も手がけ、これまでの制作点数は150を超える。
 今年は新型コロナウイルスの影響で活動が制限されたが、手作りの布マスク約300枚を保育所や幼稚園に贈った。西岡さんは「子どもたちが喜ぶ姿を見るのが大きなやりがい。これからも温かみのある作品を届けていきたい」と話す。
 推薦・溝口治夫委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[3]
●野中樹里さん 33(田川市)
美容師全国大会初V

野中樹里さん  カットとブローの技術を競う美容師の全国大会で昨年、初優勝を果たし、その功績に田川市から市民活動感謝状が贈られた。今年は世界大会出場も果たした。
 母親が美容師で、「ドライヤーの音が子守歌代わりだった」と振り返る。小学4年の時、母親が出場した着付け技術の大会を観戦。会場の独特の緊張感に魅せられ、同じ道を志した。
 福岡市の専門学校を卒業して美容師に。店長になってからもカットなどの研究を重ねた。2017年の全国大会で準優勝。気負いがあった18年は入賞にとどまったが、昨年、念願の頂点に立った。最近はミスコンテストでヘアメイクを担当したり、専門学校で講義したりと活躍の幅を広げている。
 田川市に自分の店を開く予定だが、新型コロナウイルスの影響で延期している。「年齢や障害の有無に関係なく、おしゃれを楽しめるサロンにしたい」と意気込む。
推薦・石川昇平委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[2]
●こだまの会(鞍手町)
広報音読 障害者を支援

こだまの会  視覚障害のある人をサポートしようと、鞍手町の広報紙を音読してテープに録音する取り組みを続ける。高齢者向けに本の朗読発表会も開いている。
 1989年に結成。現在の会員は代表の松浦みち子さん(71)ら7人で、月2回、町総合福祉センター「くらじの郷」に集う。広報紙を声に出して読み、テープに録音して編集。メンバーお薦めの本の朗読練習にも励む。
 録音テープは町役場と町中央公民館に提供し、目の不自由な人らに貸し出されている。朗読発表会は毎年、くらじの郷で開催。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
 「視覚障害のある人の役に立ったり、高齢者に喜んでもらったりするのがうれしい」と松浦さん。「これからも活動を続け、来年は朗読発表会も開きたい」と力を込める。
推薦・松井美保委員

 ふるさとの誇り「第34回筑豊賞」候補[1]
●城匠之介さん 37(嘉麻市)
暮らしやすい家づくり

城匠之介さん  嘉麻市飯田の建設会社「sunny spot」の社長を務める。大きなガレージやウッドデッキなどを備えた米国の住宅をモデルに、完全オーダーメイドの家づくりに取り組む。
 飯塚市出身。福岡市の住宅会社で営業をしていたが、規格通りの家に飽き足らず、「もっと顧客に寄り添った家をつくりたい」と独立。大工の修業を積み、2018年に会社を設立した。
 「暮らしやすい家」を目指し、営業から設計、建築まで全ての工程に自ら携わる。顧客の思いを反映させるため、他の住宅会社が断るような要望にもできるだけ応えるようにしている。
 住宅以外でも、米国製キャンピングトレーラーを活用したフルーツサンド専門店を嘉麻市内にオープンさせるなど、地域活性化につながる取り組みに力を入れる。「新しい風を吹き込み、子どもたちが住み続けたいと思える地域にしていきたい」と意欲を見せる。
推薦・岡芙美委員


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