
「直鞍地域の新しいもの、面白いものを庶民感覚で見つけていきたい」。8期から委員を務め、委員30人の中で最も経験が長い。それだけに地域おこしへの意気込みは人一倍強い。
直方市出身。市中心部に近い遠賀川沿いで眼鏡店を経営している。長らく鞍手町に住居を構えていたが、直方市に戻って約2年。「自然に恵まれ、これだけ住みよい街はない」と改めて実感している。
市内の小学6年生を対象に、高取焼の作陶指導などをしている市民団体「古高取を伝える会」の事務局長も務める。
伝統の保護や地域おこしを行ううえで、「独自に努力することが必要」との思いを原動力にしている。(直方市津田町)