
「まちづくりや子育てなどに奮闘する、様々な世代の人たちと交流できることが最大の魅力」。30人委員会の特長を感じ取り、2期目を引き受けた。
名古屋市出身。2003年に京都教育大から田川市の県立大看護学部教授に就任し、筑豊地域との縁が生まれた。地元の小中学校や高校、大学、地域団体を巻き込んだ校区活動にも汗を流し、耕作放棄地や荒廃した里山の再生に取り組む市民グループとの交流も深めている。
県立大の周辺安全対策委員会長として、防犯灯や防犯カメラ、啓発看板の設置を進めた。「県立大と地域住民の連携は途上段階にある。30人委員会の活動を学生生活の向上にも役立てたい」と話す。(宗像市ひかりケ丘)