筑豊賞 - あすの筑豊を考える30人委員会

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活動履歴  ※すべてを掲載できている訳ではありませんので、ご了承ください。

[ 2011年 ]
12月27日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[30]
筑前茜染保存会(飯塚市) … 伝統技法継承へ全力
筑前茜染保存会 日本最初の日の丸の旗を染めた「筑前茜染」の発祥地とされる飯塚市筑穂地区(旧筑穂町)。地元の50~70歳代の男女14人が伝統技法の継承に取り組む。
  幕末に薩摩藩主・島津斉彬が日の丸を日本の印にするよう幕府に進言し、筑前茜染の鮮やかな色が評判になった。化学染料の普及で一時は途絶えたが、昭和50年代に地元で復活に向けて動き出す。県工業技術センターで染色技術を学ぶなどして有志が復活させた。
  会は約3年前、世代交代。日の丸以外にもネクタイやスカーフなども染め、再び活動を活発化させている。染色技術の習得に加え、原料のアカネ草の確保も重要な仕事だ。会員は3年の歳月をかけて栽培する。
  発足当初からのメンバー、入江菊子さん(68)が指導役。高山秀子会長(56)は「地域の伝統を守るという思いで、会員は一致団結している」と話す。
推薦・岡村智之委員

12月27日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[29]
炭坑の語り部(田川市) … 世界記憶遺産励みに
炭坑の語り部 田川市の基幹産業だった炭鉱での仕事や暮らしぶりを後世に伝えようと、3年前に元鉱員ら15人が市石炭・歴史博物館の講座の語り部を引き受けたのが始まり。5月に筑豊ゆかりの絵師・山本作兵衛の作品群が世界記憶通産に登録され、それぞれの励みになっている。
  旧三井田川鉱業所で働いた小田弘さん(76)は、小学校の出前授業で炭鉱街の子どもたちの遊びを紹介。「古里の歴史を身近に感じ取ってほしい」と話す。
  鉱業所の竪坑櫓の保守点検を担当した橋本正勝さん(85)は、隆盛から一転、衰退する石炭産業をカメラに収めた。「作兵衛さんの功績で炭鉱労働者の軌跡に光が当たった」と喜ぶ。
  博物館は遺産登録から半年間で入館者が10万人を突破。ガイド役を務める矢田政之さん(81)は「たくさんの人々が我々の歴史に興味を持ってくれたらうれしい」と笑みを浮かべた。
推薦・石川昇平委員

12月24日(土) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[28]
Dream Mesenger(直方市) … 地域おこしヘイベント
Dream Mesenger 直方市で婚活パーティーを開いたり、目の錯覚や遠近法を利用した「トリックアート」を柱とした地域おこし活動をしたりしている。
  同市を中心とした筑豊地区を元気にしようと、2009年4月、伊藤聡代表(43)ら直方青年会議所の元メンバーの3人で結成。趣旨に賛同した仲間が集い、現在は30~40歳代の男女ら約10人に増えた。
  同年7月に市内で開いた婚活パーティーが最初の活動。「人と人とをつないでいくのが地域を元気にする手段」という思いで、これまでに8回開いた。カップル誕生につながった例もあるという。
  トリックアートは4回開催。「街に楽しい空間を創出しよう」と、今年4月には直方市の古町商店街のアーケード壁や通路を舞台にした。伊藤代表は「これからも一風変わった企画、イベントを楽しくやっていく」と目を輝かせた。
推薦・石光秀行委員

12月24日(土) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[27]
田中仁さん 37(飯塚市) … ブランド設立 情報発信
田中仁さん  飯塚市南西部の筑穂地区(旧筑穂町)で、カフェを併設する自然食品と雑貨の店「宮ノ上げんき」を経営する。大学卒業後に北九州市のOA機器販売会社に就職したが、講演会で世界の貧困の実情を知り、現状に疑問を抱いて退職。2003年に店を開いた。
  「縁を大事に、自分で面白いと思うことを行っている」の言葉通り、湧き水でサイダーを作ったり、特産「筑穂牛」の飼育に情熱を注ぐ知人を後押しするTシャツを製作したりしている。地元の山にちなみ、「三郡山のふもとから」と冠した独自ブランドで売り出す。
  筑穂新産品研究会にも参加し、お年寄りの知恵を参考に商品開発も行う。人と人とのつながりを通し、無意識に地元の盛り上げ役を担っている。「田舎が都会をまねる必要はない。三郡山のふもとから色々なことを発信したい」。地元にこだわり、生活している。
推薦・二宮教委員

12月23日(金) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[26]
上伊加利農地・水・環境保全組織(田川市) … ビオトープ 里山再生を
上伊加利農地・水・環境保全組織  田川市上伊加利地区の住民の手で耕作放棄地や荒れた里山を再生し、生き物たちを呼び戻そうというプロジェクトを展開している。
  地元区長の児島孝司さん(76)らが5年前、一帯に豊かな田園が広がる農道の除草作業に、住民の協力を呼びかけたのがきっかけ。古里の景観を愛する地区内の約80戸が参加している。
  昨年5月からは動植物の生息空間(ビオトープ)づくりを開始。貯水池周辺の耕作放棄地で湿地型ビオトープを造成し、同8月に子どもたちと実施した調査では、ヒメゲンゴロウやアメンボなど約20種類の水生生物を確認した。水田の生態系を観察する「田園型」などもつくった。
  「ビオトープや農業を通じ、都市との交流も図りたい」と意気込む児島さん。農業の小林豊康さん(69)も「自然と共生する意識が芽生えた」と手応えを感じている。
推薦・松浦賢長委員

12月23日(金) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[25]
栗田和廣さん 69(鞍手町中山) … ボランティア自然体で
栗田和廣さん 用排水路にたまったごみや落ち葉の除去、ホタルが生息するための環境整備、桜やハナモモ、ヒガンバナの植栽--- 。様々な事柄にボランティアで取り組んでいる。
  「地域を桃源郷に」と、約20年前から公民館周辺に桜とハナモモ計12本を植栽。2006年頃から近くの農道に植えたヒガンバナは約400本になった。00年頃からは2か月に1回、付近の3か所の用排水路を清掃している。ホタルの成育にも情熱を注ぎ、11月からは産卵場所を確保するため、公民館の溝の近くにコンクリート板を立てかけた。
  英語検定準1級の資格を持ち、会社員を経て06年まで24年間、学習塾を開塾。ボランティアで国際交流会などの通訳を務めたり、自宅に外国人を受け入れたりしていた。「自然とボランティアを始めていた。今後も様々な形でまちづくりに取り組みたい」と話す。
推薦・坂本愛子委員

12月22日(木) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[24]
小野山洋平さん 46(飯塚市天道) … 多方面でまちおこし
小野山洋平さん 「地域全体が元気になる活動に責献したい」。筑豊地区の活性化を願って、異業種交流などを通じて多方面でまちおこしに活躍している。
  農家らでつくる住民グループ「豊友会」の事務局を務め、食と農の魅力発信などに奔走する。「筑豊には誇れる食材や特産品がたくさんある。多くの人に知ってほしい」と語る。
  地元でも行動力を発揮。毎年8月に開かれる「ほなみ納涼花火大会」は今年、人手不足などで中止の話が持ち上がった。「子どもの頃からある花火大会がなくなるのはさみしい」と、商工会青年部やスポンサーなどに協力を呼びかけて実施にこぎ着けた。
  木業は1868年(明治元年)創業の瑞穂菊酒造の6代目社長。杜氏も兼務する。アイガモ農法で育てられた無農薬米を使ったオリジナルの純米酒[一鳥万宝」を造り、地産地消にも力を注いでいる。
推薦・二宮教委員

12月22日(木) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[23]
赤村トロッコの会(赤村) … 古里の魅力を伝える
赤村トロッコの会 旧国鉄油須原線跡で運行するトロッコ列車の乗客数が10月、2万人を超えた。村内外の鉄道ファンなど約40人が、車両の運転や切符の販売、線路の保守点検などを担っている。
  会は村民らが2003年8月に発足させた。元国鉄マンの大場康正会長(75)が中心になり、岐阜県の神岡鉱山で使われたバッテリー動力の機関車を改良した。2両の客車と連結し、第3セクター平成筑豊鉄道の赤駅前-大任町境(1.7キロ)を往復する。
  列車は3~11月の月1回と、同鉄道のイベント日に走る。のどかな田園風景が広がり、コウモリが現れるトンネルも人気上昇。運行日になると、観光客が詰めかけ、村を代表する観光エリアになっている。
 運行中に村内の観光名所なども紹介する大場会長は「たくさんの人たちに古里の魅力を伝えたい」と話している。
推薦・伊藤英彦委員

12月21日(水) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[22]
嘉穂町レクリエーション研究会(嘉麻市) … 夜通しハイク来年で20回目
嘉穂町レクリエーション研究会  嘉麻市内を夜通しで歩く「かほ夢運ハイク」を企画し、来年8月の大会で20回目の″成人式″を迎える。始めたばかりの頃は100人ほどの参加者だったが、回数を重ねるごとに増加。19回目の今年は初めて1000人の大台を超えた。
  ハイクは市嘉穂総合運動公園を発着点に20キロ40キロの2コース。家族や仲間とのふれあいを楽しみながら、思い思いのペースで歩く。「楽しくなければ、レクではない」が合言葉だ。
  馬場輝樹会長(44)(嘉麻市)は「継続できたのは多くの人の協力があってこそ」と話す。会員はわずか18人だが、市民有志らボランティアが大会を支える。
  中間地点は地元青年団が担当。通過者の確認作業に加え、飲食物の振る舞いを手伝う。コースそばの特別養護老人ホームは、大会に合わせて夏祭りを開き、花火を打ち上げて歩行中の参加者を元気づけている。
推薦・赤間秀樹委員

12月21日(水) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[21]
杉本美登里さん 80(糸田町) … 登校中の子ども見守る
杉本美登里さん  「行ってらっしゃい」「朝ごはんは食べた?」
  12日朝、通勤を急ぐ車が行き交う糸田町の町道。黄色い腕章に、横断旗を振りながら登校中の児童や生徒に声をかける姿があった。子どもたちは元気にあいさつし、学校へ向かった。
  7~8年前に町の活動として参加したのがきっかけで、交通安全の見守り活動に取り組み始めた。登校時間の午前7時半~同8時15分にほぼ毎日、町道に立ち続けている。毎朝顔を合わす女子児童から「いつも守ってくれてありがとう」と感謝の手紙を受け取ったことも。「子どもからパワーをもらっています」とほほ笑む。
  現在の活動地点は2年前から始め、帰宅時には通学路に落ちているごみを拾うことも日課になった。吹きつける師走の寒風にも負けず、「年齢を重ねても、自分ができることで地域に役立ちたい」と気丈に話す。
推薦・今宮一成委員

12月17日(土) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[20]
光福寺の日曜学校(直方市) … 月1回、住職らが説法
光福寺の日曜学校  浄土真宗本願寺派の光福寺で、地元の子どもたちを対象に、お経を読んだり、法話を説いたりする「日曜学校」を月1回、第2土曜日を中心に開いている。一時は途絶えていたが、約40年前に復活したという。
  仏教に親しんでもらい、釈迦の教えを学んで成長に役立てることが目的。参加者全員で声を出してお経を読む「おつとめ」と、大友顕立住職(32)らが仏教の教えや道徳を話す「法話」が"授業"の柱。昼食も一緒に食べている。
  年度ごとに計画を立て、入校式のある4月には釈迦の銅像に甘茶をかける花まつりを開くのが習わし。月ごとに飯ごうを使った炊飯、コマ遊び、肝試し、廃材を用いた工作、水鉄砲遊びなどを楽しむ。小学6年までが対象で、毎回、40人前後が参加している。
  大友住職は「子どもたちが何でも相談できるお寺でありたい」と話す。
推薦・白土聖司委員

12月17日(土) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[19]
いいづか夢発信グループ「UNITY」(飯塚市) … 青少年育成へ裏方仕事
いいづか夢発信グループ「UNITY」  飯塚市の成人式実行委員会の元メンバーらが約7年前に結成。現在は約20人が子どもたち向けのキャンプや歴史散策ウォークラリーなどを企画し、同市を中心に青少年の育成や地域の発展に汗を流す。成人式の当日に、人力車の前で新成人を写真撮影するボランティアは恒例になっている。
  会員の多くは、市少年の船運営委員会や鎮西青年会などにも所属。団結、結束などを意味する「UNITY」と書かれたパーカーやポロシャツ姿で地域行事の裏方も務める。4日の鎮西地区マラソン大会では、大村和弘会長(31)らが準備作業を手伝った。
  地域づくりに参加する次世代の育成にも力を入れ、ジュニアリーダーも募集。中高生の5人が会員と一緒にキャンプのスタッフなどを務めている。大村会長は「若い人の背中を押してあげるような活動が目標」と話している。
推薦・二宮教委員

12月16日(金) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[18]
末時料理塾(香春町) … 地産地消のレシピ紹介
末時料理塾  黒毛和牛の和風ローストビーフ、ホットプレートでつくるパエリア、スイートポテトケーキ・・・・・・。クリスマスや正月料理として楽しめる色鮮やかな約10品がテーブルに並ぶと、女性たちが歓声を上げた。
  末時千賀子さん(65)が自宅で主宰している料理塾。町内外の母親やOLら約20人が学んでいる。地産地消をテーマにしたレシピを積極的に公開し、ソースなどの調味料作りも指導する。出来合いの総菜や冷凍食品が普及する便利な時代だからこそ、手間はかかっても、健康や食育に役立つ献立の大切さを訴えたいと考えている。
  20歳で嫁いできて以降、家族の食事を作り続ける中で「食の大切さ」を再認識したという。36歳の時に独学で調理師免許を取得し、安心・安全な食材にこだわり、様々な創作料理を紹介。「おいしさのこつは手作り、思いやり、労を惜しまないこと」と笑顔で語る。
推薦・糸瀬サハラ委員

12月16日(金) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[17]
飯塚山笠「二瀬流」(飯塚市) … まちおこしに今夏登場
飯塚山笠「二瀬流」  石炭産業で栄えた時代の活気を取り戻そうと、7月に黒獅子の人形を飾った山笠(ヤマ)が飯塚市中心部2.2キロのコースを駆け抜けた。山頭の斎藤正宏さん(68)は「地域のまとまりを肌で感じた。この感動は体験してこそ分かる」と語る。
  昨年2月に地元有志が発起人となって設立準備委員会を設立。今年2月に決起集会を開き、本格的に動き出した。ほかの四つの山笠に比べ、かき手は半分ほどの約320人。周囲には「走りきれない」との声もあったが、「追い山」では12分1秒50で完走した。
  子供山笠には約150人が参加。山笠を通し、まちおこしと青少年の健全育成につながっている。斎藤さんは「老若男女がみんなで取り組むことが理想。しっかりした組織をつくっていきたい」と意気込む。かき手の募集など、すでに来年7月に向けた準備が進む。
推薦・荒木正勝委員

12月15日(木) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[16]
ボランティア こころ(福智町) … 社を挙げて奉仕活動
ボランティア こころ  一般廃棄物収集運搬会社「筑豊衛生環境」(福智町伊方)の従業員を中心とした団体。下校時間に町内5小学校の通学路をマイカーで巡回する見守り活動を行うなど、社を挙げて奉仕活動を展開している。
  8年前、当時の副社長だった森静子さん(9月に53歳で死去)が「地域に恩返しを」と社内で呼びかけて結成。活動は業務の空き時間を利用して取り組む。
  時には独り暮らしの高齢者宅を訪問し、ごみ出しや電球交換などもこなす"縁の下の力持ち"。足に障がいを持つ町内の児童が学校の遠足に参加できるよう、チャイルドシートを取り付けた手作りの背負子に乗せ、地元の鷹取山(633メートル)に登ったこともある。
  活動が発展し、現在は町内外の約20人が登録。同社課長の奈木野健二さん(45)は「森さんの遺志をしっかり引き継いでいきたい」と意気込む。
推薦・田中和敏委員

12月15日(木) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[15]
六獄神楽保存会(鞍手町) … 伝統を守り、毎年奉納
六獄神楽保存会  直鞍地区に残る唯一の舞神楽が六獄神楽。江戸時代に地元で始まった神楽を引き継ぎ、1885年から舞われているという。中断したが、1950年に復活し、71年に町の無形文化財に指定された。
  保存会は同年に発足。石松悌治会長(78)を中心に、約100人が伝統を守っている。神楽は全14番。優雅な舞いと狩衣や白ばかまなどを身にまとった素朴な衣装が特徴という。毎年4、10月に六獄神社など2か所で行われる例大祭で奉納しており、小中高校生ら13人前後が10番ほどを披露する。町内外の祭りや老人ホームで舞うこともある。
  保存会は神楽を通して青少年の育成にも力を入れており、家族間や地域の絆も強まっている。悩みは少子化に伴う後継者不足。六獄神社の芝田章宮司(65)は「地元の誇りの伝統文化を継続させ、全14番を復活させることが我々の務め」と力を込めた。
推薦・東陽一委員

12月14日(水) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[14]
古里明美さんを中心としたライアー演奏グループ(鞍手町) … 小型竪琴、施設で癒やす
古里明美さんを中心としたライアー演奏グループ  赤とんぼや荒城の月、ふるさと--。ハープに似た小型の竪琴「ライアー」の澄んだ音と優しい歌声で、介護を必要とする人らを癒やしている。
  北九州市八幡西区のグループホーム施設で生活支援スタッフとして働く古里明美さん(45)(鞍手町弥生)を中心とする30~50歳代の5人組。年には15回程度、県内外の介護施設やイベント会場などを訪れている。4日は同市の施設で演奏した。
  音楽大を卒業した古里さんが「一人で弾いて歌える楽器」として、2005年頃から習い始めた。演奏仲間もでき、07年頃からは人前で弾いて歌うようになった。グループ名はまだ、つけていない。
  ライアーは、ドイツでは音楽療法に用いられるという。「聴いている人が癒やされるならうれしい」と古里さん。口コミで演奏の依頼が増えており、「様々な場所で魅力を伝えていきたい」と笑顔を見せた。
推薦・松本佳代委員

12月14日(水) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[13]
NPO法人「子どもと文化のひろば わいわいキッズいいづか」(飯塚市) … 集団で親と子が体験
穂波大正琴サークル 「飯塚こども劇場」として1970年に発足。子どもの舞台芸術鑑賞と、親と子が集団で行う体験活動が事業の柱だ。会員は筑豊地区の家族約180組で、人のつながりの大切さなどを学んでいる。
  大人が会費を出し合い、寄付金や助成金なども使って運営。子どもの会費は無料で、六つの部会ごとにキャンプや子ども夜市などの行事を展開している。
  最近では、16日に飯塚市の裏穂劇場で行う劇団「前進座」(東京)の創作歌舞伎公演に向け、親子で事前に学習したり、歌舞伎を題材にしたカルタを作ったりしてきた。10日には出来上がったカルタを使い、子どもと大人が一緒に遊んだ。
  参加して約10年になる同市の金子加代さん(46)は「親子のつながりだけでなく、よその家族との関係も深くなる。今の時代に求められる絆が生まれる」と魅力を語る。
推薦・稗田佳子委員

12月13日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[12]
川崎で第九を歌うバイ合唱団 … 公募の住民がハーモニー
川崎で第九を歌うバイ合唱団  毎年12月に川崎町で開かれるコンサート「第九を歌うバイinかわさき」で、師走の風物詩として美声を響かせている。
  住民団体「夢づくりまちづくり委員会」が様々なジャンルの演奏家を招いて13年前に始めたコンサート。田川市のビオラ奏者、木村厚太郎さん(30)の提案で、2006年から公募の住民が第九を歌う形式となり、合唱団が発足した。
  6回目の今年は約100人が舞台に立つ。練習は6月から始まり、毎週月曜の夜、町内の緑保育園で木村さんの指導を受けている。バッハの「G線上のアリア」、シベリウスの「フィンランディア」なども予定。代表の松岡久代園長(71)は「住民による手作り感をアピールしたい」と話す。
  コンサートは18日午後2時から、同町田原の町民会館で。問い合わせは実行委(090・8765・6276)へ。
推薦・田中弘子委員

12月13日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[11]
楪ひろ子さん 63(嘉麻市牛隈) … 子どもとふるさと探検
楪ひろ子さん  嘉麻市嘉穂地区(旧裏穂町)の子どもたちに体験活動の機会をつくろうと、2008年に「ふるさと探検隊」を発足。年10回、児童向けの沢登りやカヌーなどを行っている。「自分も新しい体験が出来るので楽しい」と笑顔で話す。
  保育士にあこがれた時期もあったほどの子ども好き。07年に土曜の児童の居場所づくりに参加し、「子どもたちと活動したい」との思いを強め、仲間たちと探検隊を始めた。
  ボランティア活動は幅広い。遠賀川源流の森づくり推進会議(嘉麻市)では副会長を務め、植樹や下草刈りに汗を流し、水と豊かな森づくりに尽力している。
  「地域住民が子どもたちにかかわれば、自然と健全育成につながる。ボランティアの輪が広がることが願い」と張り切る。約3年前からは毎朝、登校する子どもたちの見守り活動も続けている。
推薦・稗田佳子委員

12月10日(土) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[10]
清水民子さん 67(直方市上新入) … 少年らの更生支える
清水民子さん   「受け持った子どもたちが自立して就職などの報告に来てくれると、苦労が喜びに変わります」。柔和な笑顔と穏やかな口ぶり。その人柄が少年らを温かく包み込む。
  保護司を務めて13年9か月。少年院などに入った少年ら約30人を受け持ってきた。常に3人程度を担当。毎月2回は会って近況を確認し、更生を支える。
  最初の5年はストレスがたまった。夜中に呼び出されたり、約束の時間に来なかったり。しかし、我が子のように自然に振る舞うことを心掛け、気が楽になったという。
  「更生しても仕事に就かないと同じ事を繰り返す」と考え、自ら運営する老人ホームなどへの就職を勧めることもある。市の更生保護女性会長も務め、少年らが非行に走らないような地域一丸の取り組みを強調する。「これからも少年と向き合い、立ち直りを支援したい」と力を込めた。
推薦・成田安雄委員

12月10日(土) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[9]
穂波大正琴サークル(飯塚市) … 老人ホームなどで演奏
穂波大正琴サークル  タイプライターをヒントに作られたという大正琴は、手軽にできて頭や手を使う点が魅力。飯塚市穂波地区(旧穂波町)のメンバーを中心に月2回、穂波公民館で練習に励んでいる。
  毎春の公民館まつりに出演するほか、市内の特別養護老人ホームなどに出かけては、ボランティアで音色を響かせる。毎年5月にある「筑前人形感謝祭」では14回連続で演奏。人形供養に花を添えている。
  メンバーは50~80歳代の女性12人。1998年4月のサークル結成時から指導を続ける藤田靖子さん(71)のもと、和やかな雰囲気で活動を行っている。代表の石川須佐代さん(65)は「演奏ボランティアをしたい」と約5年前に参加。「下手な演奏では恥ずかしいので、練習にも力が入る。楽しみに待ってくれている人も多い」と話す。
  口コミで活動が知られ、演奏依頼も増えている。
推薦・大前光信委員

12月9日(金) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[8]
香春町郷土史会(香春町) … 40年、古里の歴史を発掘
香春町郷土史会  約40年、古里の知られざる歴史を掘り起こしてきた。研究成果を年2回発表する郷土史誌「かわら」は73集を数える。
  1966年、香春町と旧採銅所、勾金の2村が合併した10年後の節目に町誌を作ることになり、歴史ファンらが結集。町誌発行後も活動を続け、72年3月に郷土史会として発足した。地道な研究だけでなく、俳人種田山頭火の句碑がある遊歩道の清掃など史跡の維持にも努めている。
  飲食店で会合を開いて相互交流を深めており、「酒を酌み交わして先人を語り合い、歴史のロマンに浸るのが醍醐味」と会長の柳井秀清さん(81)。
  現在の会員は36人。最近はJR日田彦山線・採銅所駅舎(1915年築)の保存運動を後押しし、駅舎は守られた。これからも地域住民が古里に誇りや愛着を持てるような史実や史跡に光を当て続けるつもりだ。
推薦・南野満夫委員

12月9日(金) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[7]
西尾美子さん 69(直方市上新入) … 和太鼓チーム育成指導
西尾美子さん  直方市新入地区の女子和太鼓チーム「しんにゅう和楽太鼓」に所属する子どもたちの世話と指導を続けている。毎週土曜の練習日に地元の公民館に足を運び、練習に励む子どもたちと向き合う。
  別の女性和太鼓チームのメンバーだったことから白羽の矢が立ち、地元の公民館長の依頼を受けた。孫らに声をかけてチームを結成したのは2001年4月。土曜日の約5時間、練習を見守り、年間30~40回に及ぶ外部での演奏にも同行する。今年9月には県大会で優勝。全国大会にも出場している。
  現在のメンバーは小学生から高校生までの10人。04年頃からは男性指導者が中心に教えているが、女性ならではの相談事などもあって、欠かせない存在だ。「好成績を残した子どもたちの笑顔を見た時が、世話してきてよかったと思う瞬間」と話す。
推薦・石光秀行委員

12月8日(木) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[6]
近畿大九州短大ボランティア部(飯塚市) … 活動通じて地域に愛着
近畿大九州短大ボランティア部  活動を始めて2年足らずだが、飯塚市菰田地区を中心に地域に溶け込み、欠かせない存在となっている。
  2日に菰田小であった餅つき大会。地元住民や児童の保護者らが準備に励む中、部員たちも協力した。「ちょっと力を貸して」と高齢者が声をかければ、部員たちは快く引き受け、石臼や机を運んでいた。
  2010年4月に新設、1年後に正式な部に認められた。現部員は33人。同小の運動会を手伝ったり、飯塚山笠のかき手で参加したり、多方面で奉仕活動を行う。
  キャプテンの2年興梠卓弥さん(20)は「当初はボランティアを難しく考えていたが、始めると地域に愛着がわいた。自分たちの成長にもつながる」と語る。
  同世代以外との関わりも増え、社会人に向けての自覚が芽生えた。活動が縁で住民が学園祭に足を運ぶようになり、交流は着実に深まっている。
推薦・有田信夫委員

12月8日(木) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[5]
元永一敏さん 65(川崎町田原) … 手作り竹細工交流の輪
元永一敏さん  古民家、1輪挿し、動植物--。約60点の力作が並ぶリビングは心落ち着く竹のぬくもりにあふれる。作品は駅や病院といった公共施設に贈り、見る人の心を和ませている。
  竹細工との出会いは2年前。廃材で作った腰掛けを近所の集会所に贈った際、山林の竹を活用して何か創作してみたいと思った。親戚から譲ってもらった竹材で竹とんぼを作り、妻はつ江さん(63)が町内の保育園に届けたところ、園児らは大善びした。
  昨年11月の町の総合文化祭では、水車小屋を再現するなど遊び心たっぷりの精巧な作品が注目を集めた。「竹細工を通じ、交流の輪が広がった」とほほ笑む。
  想像力を膨らませるのは自宅の作業場。手にとってホッとするような作品づくりを心掛ける。「趣味として楽しみ、みんなに喜ばれるのが励み」と話している。
推薦・寺田響委員

12月7日(水) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[4]
地域医療サポーター(飯塚市) … 医師らが病気予防講義
 「自分の健康は自分で守る」「医療機関と上手につき合う」の2点を実践し、医療知識を広める市民を増やそうと、飯塚病院(飯塚市芳雄町)が2010年3月に始めた制度。2か月に1回、医師らが病気予防に役立つ講義を行う。
地域医療サポーター  3回受講した人を「地域医療サポーターレギュラー」に認定。さらに会合に2回参加すれば「同ゴールド」となる。講座を終えて勉強会などを企画すれば、最上級の「同プラチナ」に。
 受講者は延べ1685人。レギュラー239人、ゴールド30人、プラチナ1人を認定している。11月末の講座には269人が参加。食事の時のむせ、せきに潜む危険性などを学んだ。
 同病院の萱嶋誠広報室長(37)は「家族や地域で健康を考えるきっかけになる」と手応えを口にし、鮎川勝彦副院長(57)は「全国的にも先進的な事例。今後の展開が楽しみ」と話す。
推薦・羽坂尚美委員

12月7日(水) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[3]
田中トモエさん 81(直方市感田) … 手編みの特攻人形贈る
田中トモエさん 戦時中、出征する兵士の生還を祈願して贈っていた毛糸の「特攻人形」を今も編み、直方市の直方第二中の生徒に贈る活動を続けている。平和授業で戦争体験を話す機会があり、「若い世代に戦争の時代を感じてもらえれば」と2005年頃から手渡すようになった。
 縦、横とも5、6センチ。幸運を象徴する黄色がほとんどで、これまでに約300個を作ったという。生徒たちに「自宅に飾ります」とお礼を言われたこともあり、励みになっている。
戦争末期の1944年頃、古いセーターをほどき、友人と作っていた。旧国鉄直方駅のホームで、出征する兵士に、母親を通じて渡していた。
 中学時代は学徒動員などで満足に勉強できなかった。だからこそ「今の子どもたちは戦争のない世界で幸せになって」と願う。「元気な間は作り続けたい」と力を込めた。
推薦・生駒洋委員

12月6日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[2]
読み語り「かくれんぽ」(大任町) … 肉声で心と触れ合う
読み語り「かくれんぽ」 「もういいかい」「もういいよ」--。町立大任小学校の図書室。1~2年の児童約70人と元気よく掛け合いながら、メンバーが昔話などの絵本を読み始めると、子どもたちは夢中で聞き入った。
  グループは2001年、同小で低学年対象の読み語りを行っていた生田朝子さん(69)が仲間に呼びかけ、発足した。町の施設「OTOレインボーホール」で月1回の練習を行い、現在は11人が町内の2小学校やケアハウスなどで活動を続けている。
  オーソドックスな絵本だけでなく、パネルにキャラクターを張り付けて物語を展開する「パネルシアター」なども活用。「『今度は何を読んでくれるの?』という声が励みになります」と生田さん。
  代表の崎山恵子さん(64)は「読み語りは肉声による心の触れ合いが素晴らしいんです」と手応えを感じている。
推薦・柴田恭子委員

12月6日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補[1]
子育て支援Wa-Wa(桂川町) … 親たちの不安解消にカ
子育て支援Wa-Wa 個人やグループを対象に託児支援に取り組み、育児中の親たちの不安解消や負担軽減の力になっている。
 2004年に発足し、メンバーは30~80歳代の女性14人。自身の子育て経験を生かしながら、乳幼児を一定時間預かる。その間、若い親たちには育児以外の自由な時間を買い物や趣味などに使ってもらい、リフレッシュを促す。
  代表を務める田中千津代さん(60)(桂川町)はへ働きながら4人の子どもを育てた。「自分が子育てしていた頃は、困ったことがあれば近所の人が助けてくれた。会は『隣近所のような存在になりたい』と始まった」と振り返る。
  核家族化や少子化で家族形態が変化する中、多くの保護者に喜ばれ、育児相談を受けることも。メンバーは町社協の子育て支援ボランティア養成講座の講師も務め、活動の場は人材育成の分野まで広がっている。
推薦・大野円委員

12月6日(火) ふるさとの誇り「第25回筑豊賞」候補の30件を推薦
 読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」(有田信夫委員長)が、様々な分野で地道な活動を続ける団体・個人を顕彰する「第25回筑豊賞」の候補が出そろった。各委員から推薦されたのは嘉飯地区12、直鞍地区8、田川地区10の計30件。筑豊地域の発展や活性化に力を注ぐ各候補の取り組みを15回にわたって紹介する。
  筑豊賞は各地区ごとに選出。表彰式は来年2月11日、直鞍地区で開かれる。

10月13日(木) まちづくり「長崎さるく」を参考に
まちづくり「長崎さるく」を参考に  読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」直鞍ブロックのメンバーら13人が10日、長崎市で視察研修を行い、地元の観光担当者から話を聞くなどした。
 町歩きツアー「長崎さるく」を通じたまちづくりを筑豊での活動に生かそうと企画。一行は、長崎市の出島で股張一男・同市さるく観光課長から、まちづくりが行政ではなく、市民主導であることの重要性などを聞いた。実際に長崎さるくも体験し、観光地として人気の唐人屋敷や新地中華街ではガイドの説明を受けた。
 直方市役所勤務で、直鞍ブロック長の白土聖司さん(40)は「にぎわいを創出するためには一過性のイベント型ではなく、市民に参加意識を持ってもらうことが重要と思った」と手応えを感じていた。

9月23日(金) 古典芸能「能」を学ぶ
古典芸能「能」を学ぶ  読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」嘉飯ブロックの例会が21日夜、飯塚市の読売新聞筑豊支局で開かれた。能楽師の木月晶子さん(42)(飯塚市宮町)を招き、日本の古典芸能の「能」について学んだ。
 観世流のシテ方(主役)を務める木月さん。18日には同市のイイヅカコスモスコモンで開かれた「飯塚定期能45周年・故木月達雄三回忌追善能」の舞台にも上がった。女性がシテ方を務めるのは珍しいという。
 例会では、能と狂言の違いや、能が江戸時代に幕府の「式楽」(公認音楽)となって流儀が五流に定められたことなどを説明。舞台で使う扇子を紹介したほか、はやし方の大鼓に関し、「演奏前に炭火で乾燥させた革を胴にかけて、力強く甲高い音を響かせる」という豆知識も交えながら、能の魅力を話した。
 木月さんは「堅苦しく考えずに、まずは能の世界に足を踏み入れてほしい。また、『難しくて分からない』と一度であきらめるのではなく、何度か見ることで魅力が分かる」と強調。最後は演目「猩々」の一部を出席者全員で謡って締めくくった。

8月25日(木) 行武・平筑鉄道専務が講演
行武・平筑鉄道専務が講演 読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」田川ブロックは23日夜、田川市の県立大で例会を開いた。経営難が続く第3セクター「平成筑豊鉄道」(本社・福智町)の行武嘉則専務が同社の現状をテーマに講演した。
 同鉄道の2010年度決算は7期連続の赤字で、累積赤字は1億円を突破。同年度の利用客数(観光トロッコ列車を除く)は約176万人で、前年度比7.9%の減。旅客運賃収入も約3億4480万円で同12.1%の減となっている。
 行武専務は開業当初(1989年)の状況について、「通学の高校生と運転免許を取得していない高齢者が乗客の主流だった」と指摘。「現在は高齢者の大半が免許を持ち、車を利用する時代に入ったことが乗客減につながった」と説明した。
 そのうえで、4月から一部駅の窓口業務を廃止し、定期券発行業務をJR九州に委託するなどのコスト削減策を強調した。収益を上げる試みとして、3月のダイヤ改正で通勤客向けに直方-田川伊田駅間を増便したことも紹介。「公共交通を守る意識や盛り上がりが大切。住民にも鉄道の存在意義を理解してほしい」と語った。

8月24日(水) 小出・飯塚文化連元会長が講演
小出・飯塚文化連元会長が講演 読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」の嘉飯ブロック例会が22日夜、飯塚市の読売新聞筑豊支局で開かれた。飯塚文化連盟(現・飯塚文化協会飯塚)の元会長、小出和典さん(82)が「地域文化運動に永年関わって」の題で講演した。
 小出さんは嘉穂高の物理教師として教べんを執る傍ら、演劇部を引率。退職後も文化活動に取り組んでおり、高齢者らでつくる男声合唱団「としとらーズ」の会長を務めるなど幅広く活躍している。
 講演では、イイヅカコスモスコモン(市文化会館)の建設運動に取り組み、1992年1月の開館にこぎつけたことを振り返り、「地をはう思いの運動だったので、コスモスコモンには我が子のような親しみがある。飯塚の文化高揚に生き生きと役立ってほしい」と述べた。
 市内に数多くの文化サークルがあることにも触れ、「文化活動の活発さは、他地域と比べて出色と言える。それぞれが活動する一方、飯塚文化協会飯塚という組織としてもまとまっている」と強調した。

8月2日(火) 第13期委員を紹介
 読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」の第13期の活動が本格化している。委員は筑豊地区の嘉飯、直鞍、田川の3ブロックから選ばれた10人ずつ計30人。2013年3月末までの2年間、地域の様々な課題や研究に取り組み、読売新聞紙上で活動報告をしたり、提言を行ったりする。
 委員会は年に1度、社会貢献に顕著な功績があった個人や団体に「筑豊賞」を贈呈。今期は発足25年目の節目でもあり、選考には例年以上に力が入りそうだ。
各分野の最前線で活動する委員のプロフィルと抱負などは、「30人委員会のページ」で紹介する。(随時掲載)

7月22日(金) 田川ブロック例会で講演「県立大の松浦教授 大学の取り組み紹介」
田川ブロック例会で講演「県立大の松浦教授 大学の取り組み紹介」 読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」の田川ブロックは、田川市の県立大で例会を開いた。委員で同大看護学部の松浦賢長教授(49)が、同大が市内の鎮西校区で実践している「鎮西プロジェクト」について講演した。
  同プロジェクトは、同大の研究者や学生が鎮西小学校を拠点に様々なイベントを通して住民同士の絆を深め、健康福祉の向上や青少年の健全育成を図ろうという取り組み。連帯感が希薄になりやすいとされる団地が多い同校区を研究対象に選び、2年前から実施している。
  松浦教授はこれまでの活動として、▽子どもたちを招いた泥んこドッジボール大会▽小中学校教諭による保育士体験▽ビオトープづくりなどをスクリーンを使って紹介。住民がプロジェクトに積極参加するようになった成果を示した上で、「住民に大学をしっかり活用してもらい、大学も地域との連携を深めていきたい」と語った。

6月19日(日) 第13期発足会「地域活性化へ意気込み新た」
  読売新聞西部本社が提唱する「あすの筑豊を考える30人委員会」(委員長=有田信夫・近畿大九州短大教授)の第13期発足式が18日、飯塚市の立岩公民館で開かれた。委員とOBら計約20人が、筑豊地域の活性化への意気込みを語った。
第13期発足会「地域活性化へ意気込み新た」  30人委員会は1987年、地域おこしを後押ししようと発足。嘉飯、直鞍、田川の3ブロック各10人の計30人で構成。毎月1回、例会を開き、地域に根ざした活動を続けている個人や団体を表彰する「筑豊賞」(年1回)や、地域課題の研究・提言などの活動に取り組んでいる。任期は2年。
  発足式で、有田委員長は「次世代に創造的文化を残し、住みよい社会を実現したい」とあいさつ。元田川ブロック委員でOB会長の永末修策さん(62)(福智町弁城)は「活動を活性化させるには各委員の情熱しかない。できるだけ例会に出席し、多才な人たちとネットワークを作ってほしい」と呼びかけた。
  最後に、嘉飯ブロック委員の岡村智之さん(40)の掛け声でガンバローを三唱。終了後、近くのホテルで交流会も開かれた。

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