筑豊賞 - あすの筑豊を考える30人委員会

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[ 2016年 ]
筑豊賞に3団体
 2月7日表彰式
 読売新聞西部本社の提唱で活動する「あすの筑豊を考える30人委員会」は、地域活性化に取り組む団体・個人を顕彰する「第29回筑豊賞」に、嘉飯、直鞍、田川の3地区から各1団体を選んだ。賞を受けるのは、飯塚アクションクラブ(飯塚市)、黒丸むらおこしの会(宮若市)、田川市立中央中学校放送部(田川市)。表彰式は2月7日、田川市の県立大で開催される。
 飯塚アクションクラブは、市中心部を拠点に活動するまちづくり団体で、設立25年を迎える。黒丸むらおこしの会は地元の古刹を竹灯簡で照らす「清水寺千灯明」を運営。中央中放送部は全国規模の放送コンテストで6年連続入賞の快挙を達成した。
 表彰式では、関係する市の首長や30人委員会のメンバー、OBらが出席し、受賞団体の功績をたたえる。
 30人委員会は1987年に発足。3地区に分かれて各委員が地域発展のために活動し、毎年、筑豊賞を贈っている。今回は23団体・個人を候補に推薦した。
【田川市立中央中学校放送部(田川市)】
■次の作品づくりにつなげたい
 NHK杯全国中学校放送コンテストのテレビ番組部門で、制作した8分間のドキュメンタリー作品は、顧問の佐藤行彦教諭(46)が赴任した2010年以降、最優秀賞を含め6年連続で入賞した。
 今年の部員は19人。部長を務めた3年の梅木茂音さん(15)は、昨年8月に優秀賞を獲得した「命の大切さ」をテーマにした作品が印象深いという。「『未来を恐れず、過去を悔やまず、今を大切に生きよう』という言葉が心に突き刺さった」と振り返り、「頑張ってきたことが評価されてとてもうれしい」と受賞を喜んだ。
 佐藤教諭も「受賞は子どもの励みになる。次の作品づくりにつなげたい」と穏やかに語った。
【黒丸むらおこしの会(宮若市)】
■年末の夜幻想的に彩る
 宮若市黒丸の清水寺で昨年12月30、31日に開いた5回目の「清水寺千灯明」。年末の夜を幻想的に彩り、見物客でにぎわった。
 他県で開かれていた竹灯籠を使った祭りを参考に、見よう見まねで始め、規模は年々大きくなった。5回目は約3000本の竹灯籠、約5000本のろうそくを使用し、2日間で市内外から約300人が訪れた。
  活動の拠点は50世帯ほどの小さな集落だが、様々な職種の住民が力を合わせている。取り組みは地元の絆を着実に強めている。
 会長の花田浩さん(55)は「手探り状態で始めたが、多くの人の支えで続けることができた。これからも力を合わせて頑張っていきたい」と話している。
【飯塚アクションクラブ(飯塚市)】
■まちづくり団体の指標
 設立当初は「3年持たんよ」との冷ややかな声もあったが、花苗の植栽や、地域を盛り上げる様々なイベントへの協力など「飯塚にアクションを起こす」という多彩な活動は、後続のまちづくり団体の指標となり、今も存在感を示し続けている。
 メンバーの田中雄治さん(56)は「皆が仲良くやっているのが、長く続く秘説」と笑顔。梶原悠司さん(68)は「『来る者拒まず』の精神で多くの縁をいただき、つながりが広がった」と活動の成果を振り返る。
 竹下茂木さん(71)は「毎月の例会では『次は何をして盛り上げようか』という話になる。みんな手弁当で楽しみながら集まっています」と語る。

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[23]
●飯塚マミーコール(飯塚市)

 清らかな歌声を届け35年
 飯塚市立飯塚小の保護者たちを中心に1980年に設立された女声合唱団。昨年8月には、同市飯塚のイイヅカコスモスコモンで35周年記念演奏会を成功させた。
 50歳代~80歳代の約40人のメンバーが週1、2回集まって練習を重ねており、創設時から長年指導してきた指揮者の故・田籠勝義さんの「心で歌い、相手に心を届ける」との教えを今も守り続けている。
 毎年、様々なコンクールや合唱祭、地域の催事などで優しく、清らかな歌声を響かせている。
 長く続く活動に、「みんなコーラスが好きで、世代が違っても仲が良い。練習の厳しさも充実感につながっている」と振り返る代表の柴田育子さん(68)。「これからも少しでもきれいに、心に響くハーモニーを目指し、前向きに頑張りたい」と抱負を述べる。
推薦・荒木正勝委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[22]
●たがわ子育て支援コミュニティたがわんわ(田川市)

 子どもの外遊びの場提供
 子育てに関心のある有志らで2013年4月に結成し、14年6月にNPO法人となった。会員13人が、子どもの外遊びの場を提供する「プレイパーク」をはじめ、家族の絆や命の大切さを考える映画の上映会などで活動の幅を広げている。
 代表理事の浜田美穂さん(34)は、長男が生まれた後、外で遊ばせる場所が少ないと感じ、田川市内の広場を借りて、木の枝の工作や木登り、縄跳びなどで遊ばせていた。母親仲間が増え、たがわんわを発足させた。
 13年度に県の委託を受け、文部科学省が推進する「早寝早起き朝ごはん」運動を柱とする講演などに取り組んだ。法人化後も、子どもの一時預かりを支援する市の事業を受託している。
 浜田さんは「子どもの育ち、大人の育ちが地域を育てる。一緒に活動できる幅広い世代の人を増やしていきたい」と話している。
推薦・野北浩之委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[21]
●直方自転車商組合(直方市)

 放置自転車引き取って整備
 組合の正式名は「県自転車軽自動車商協同組合直方支部」。直方市内の放置自転車を引き取って整備し、地元の遠賀川水辺館で無料で貸し出す「レンタサイクル」に取り組んでいる。
 処分される自転車を観光に活用しようと、市内で自転車店を営む武谷尚俊さん(76)の呼びかけで2010年に始まった。
 市が半年以上保管して処分対象となった自転車を譲り受けている。複数の自転車から使えそうな部品を厳選し、安全な1台を作り上げる。すべての車両には、対人保険もかけている。
 黄色に塗られたハンドルが目印。同館を訪れた人たちが川辺を散策したり、JR直方駅周辺ヘ買い物に行ったりするのに使われ、好評を得ている。
 武谷さんは「少しでも直方の活性化のためになればうれしい。これからも安全な自転車を提供していきたい」と話している。
推薦・石光秀行委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[20]
●梅華祭実行委員会(飯塚市)

 学生が催事の企画や運営経験
 飯塚市菰田地区の催事「まつり菰田」と、近畿大九州短大(飯塚市菰田東)の学園祭「梅華祭」は近年、合同で開催を続けている。8回目となる開催は昨年11月にあり、会場は多くの人出でにぎわってた。
 学生たちにとっては、世代の異なる住民たちと話し合いながら、催事の企画や運営を経験できる貴重な機会になっている。地域住民は、会場設営などで「若い力」に助けられているという。
 学生からは「地域の人と気軽にあいさつできるようになった」「地域のボランティア活動に参加するようになった」といった声が上がる。
 昨年の実行委員長を務めた保育科2年の田中理恵子さん(20)は、「ほかの学校ではできない経験ができた。後輩たちも会議で積極的に意見を出すなど、地域の方と積極的に関わってほしい」とエールを送る。
推薦・岡村智之委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[19]
●渡辺勇幸さん89(鞍手町)

 10年開通学路の児童見守る
 自宅近くの信号機のない横断歩道に黄色の旗を持って立ち、約10年間、登校する鞍手町立剣北小の児童たちを見守っている。雨の日も立ち続ける姿が、地元の人たちに親しまれている。
 通学する小学生たちを見かけていたことから、「せっかく長生きしたので、子どもたちのためにできることはないか」と考え、通学路を見守る活動を始めたo
 毎朝6時過ぎに起きて横断歩道に向かい、登校前から立って待つ。午前7時半頃から、次々にやコてくる児童たちが安全に学校ヘ通えるよう導いている。
 顔なじみの子どもたちは「おはようございます」と元気にあいさつしたり、渡辺さんの腕時計をのぞき込んで時間を尋ねたり--。ドライバーたちも手を振って通り過ぎる。
 渡辺さんは「毎朝、子どもたちの顔を見るのが楽しみ。これからも長て続けたい」と笑顔を見せる。
推薦・立石宗之委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[18]
●稲荷神社1区獅子保存会(福智町)

 250年以上前から伝わる舞守る
 五穀豊穣を願う福智町金田の稲荷神社神幸祭で毎年10月、獅子舞を奉納している。250年以上前に始まったとされ、町指定の無形民俗文化財。福田格会長(65)によると、保存会は約70年前に発足したという。
 雌雄2体が笛や太鼓のはやし合わせ、求愛を表す緩やかなテンポと速い舞楽の2種類を舞う。周りでは、地元の小中学生ら稚児があでやかな衣装で舞い、彩りを添える。神幸祭の初日に神輿が旅所に向かう際と、2日目に戻った際に加え、旅所でも披露している。
 現在の会員は約40人。1体に2人が入り、舞いの種類で入れ替わるため、8人が回し手になる。12人が受け継いでいるが、高齢化に伴い、後継者の確保が課題になっているという。
 メンバーの田中仁史さん(47)は「子どもからお年寄りまで一体になれる獅子舞を大切に守っていきたい」と話している。
推薦・柴田恭子委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[17]
●飯塚アクションクラブ(飯塚市)

 地域盛り上げる各団体と連携
 設立25年を迎える飯塚市中心部のまちづくり団体。当初は昭和通り商店街の活性化や結束を目指して、若い店主たちを中心に結成された。現在では「飯塚を盛り上げるために行動する」というボランティア団体として、様々なメンバーが名を連ねている。
 通りの清掃や芝桜の植栽など、にぎわいのきっかけ作りをいち早く手がけた。2003年の大水害の際は、ボートで被災した家々に食料を配って回ったという。近年は「まちなかイルミネーション大作戦」や「いいづか雛のまつり」の実行委員会など、地域を盛り上げる各団体との連携、協力に力を入れる。
 月に1回の定例会では、酒を酌み交わし、議論の中からアイデアが生まれることも。4代目会長の青柳連さん(57)は「まちのために頑張ろうという精神が年々広まっている」と手応えを感じている。
推薦・久保森住光委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[16]
●胞子の会(直方市)

 25年にわたり介護ボランティア
 25年にわたり、寝たきりのお年寄りや病人の介護ボランティアを続けている。
 直方市で1991年に聞かれた介護講座に参加した主婦ら27人で結成したサークルが前身。特別養護老人ホームでシーツを交換するなど地道な活動を重ね、92年、日本赤十字社の奉仕団に加入した。
 40~70歳代の女性23人が月2回、市男女共同参画センタ一に集まり、実際のベッドや車椅子を使って介護の技術を学んでいる。
 「こうした成果を多くの人の役に立てたい」と毎年3月頃、公開講座を開催。家族を介護している人、これから取り組む人たちにコツや心構えを伝授し、最新の介護用品の使い方も説明する。今年も3月12日に予定している。
 代表の古賀章子さん(70)は「『できる人が、できることを長くやろう』がモットー。安全で楽な介護を広めたい」と語る。
推薦・白土聖司委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[15]
●山口読書会(宮若市)

 年齢層に応じて工夫 出前公演
 子どもたちに良い本を読んで聞かせようと、宮若市立山口小の校区で1974年に発足した。母親たちが集まり、公民館で本の朗読やレクリエーションに取り組み、母親同士の情報交換の場にも発展した。
 しかし、子どもたちが卒業すると徐々にメンバーも離れ一時は3人にまで減った。会を存続させようと、高齢者のサロンや幼稚園への出前公演に力を入れ、現在は20~80歳代の15人で活動している。
 公演は、絵本を題材にした劇、パネルシアターなどで構成する。観客の年齢層に応じて楽しめるように工夫。発足当初から披露している演題がある一方、新作も発表し続けている。
 週末だけの活動で年間20回ほどの公演をこなす。代表の古野ヒロ子さん(64)は「これからもメンバーが知恵を出し合い、活動を長続きさせていきたい」と話している。
推薦・清水舞子委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[14]
●盆踊一家香春岳(香春町)

 初盆の家1軒あたり2時間供養
 田川地域に伝わる盆踊りを伝承しようと、会長の岩丸将生さん(34)が2004年に発足させた。
 メンバーは、保育園児から最年長の岩丸さんまで約30人。「盆口説き」と呼ばれる節と太鼓に合わせ、リズムの速い踊りを披露する。町内外の催し、福祉施設にも出かけて、活動の場を広げている。
 8月13~17日には、初盆を迎える家から依頼を受け、それぞれの玄関先や庭などで、うちわを持って踊り、供養する。1軒あたり平均2時間で、日をまたぐこともある。遺影を抱えて一緒に踊る遺族もおり、初盆を盛り上げている。
 岩丸さんは「香春をはじめ田川地域では、盆踊りが盛ん。子どもの頃から生活に根付いている。香春を離れた人が『帰省すれば盆踊りがある』と楽しみにしてくれれば、うれしい」と話している。
推薦・中井淳弥委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[13]
●田川市立中央中学校放送部(田川市)

 全国中学コンテストで6年連続入賞
 NHK杯全国中学校放送コンテストのテレビ番組部門で2014年、制作したドキュメンタリー作品が最優秀賞に輝いた。15年は優秀賞に選ばれ、6年連続の入賞を果たしている。
 中央中の文化系で唯一の部活動。今年度は全校生徒108人のうち、引退した3年生を含めて部員19人が番組作りに取り組んだ。
 最優秀賞の受賞は「HAND」。非行少年と、更生に力を注ぐ北九州市のガソリンスタンド経営者を取り上げた。優秀賞は、命の大切さをテーマにした「LIFE 未来へのメッセージ」で受賞。福岡市を拠点に活動する歴史研究家の女性が、がんと闘いながら前向きに生きる姿を描いた。
 顧問の佐藤行彦教諭(46)は「取材の際は『心で話を聞くように』と指導している。今後、世界を視野に取材先を広げ、より良い番組を作っていきたい」と見据えている。
推薦・石川昇平委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[12]
●桒野隆夫さん 39(嘉麻市)

 住民と創作神楽 好評博す
 神功皇后ゆかりの射手引神社(嘉麻市上山田)の禰冝。地域住民とともに神楽座を結成し、昨年5月、新たに創った神楽を神社で初奉納し、好評を博した。
 射手引神社は130段の石段を獅子舞が上る伝統行事「宮移り」で知られるが、独自の神楽はなく、「後世に受け継がれる新しい伝統を創りたい」と思い、住民たちに声をかけた。
 舞踏家や和楽器の専門家の協力を得て、神功皇后の神話を題材に、舞、音、衣装をすベて手作りした。当日は境内を埋める観衆から大きな歓声が上がった。
 「神楽を通じて多くの人たちが出会い、つながりができた。地元の人も神社や地域に関心を寄せてくれた」と笑顔で振り返る。
 奉納後、各地から公演依頼が相次いでいる。今後は小学校などで神楽の体験型学習を開催することも考えている。
推薦・田中仁委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[11]
●あたか棚田彼岸花まつり実行委員会(川崎町)

 景観を活用 毎年9月に開催
 川崎町安真木の安宅地区で、2009年から毎年9月に「あたか棚田彼岸花まつり」を開いている。
 安宅地区では、棚田あぜ沿いに多くの彼岸花が自生し、赤く咲き誇る。この景観を活用し、まちおこしを図ろうと、地元壮年会や子ども会育成会、消防団などの約30人で実行委員会を構成している。
 来訪者は、安宅交流センターからシャトルバスで彼岸花の群生地に約10分かけて移動。同センターでは新米や野菜、果物、地元食材を使った弁当などを販売してきた。駐車場不足のため、今年は町役場からバスを運行し、群生地近くで物販販売を計画している。
 県の観光振興に貢献したとして昨年3月、県観光功労者表彰を受けた。実行委の小峠清人会長(68)は「1人でも多くの人に彼岸花の美しさを感じてもらえるよう努力を続けたい」と話している。
推薦・元永正次委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[10]
●市木3食にん市(田川市)

 気軽に立ち寄れる安心の食市場
 田川市伊加利の食品会社「井上薫商店」で2011年6月、地元で有機栽培された野菜、加工品を販売する青空市場「食にん市」を始めた。昨年7月から「もっと気軽に多くの人が立ち寄れる市場に」と、市中心部・魚町の同社煮豆工場跡地に移して継統している。
 開催は第3木曜の夕方2時間。代表で同社員の糸瀬サハラさん(32)が「生産者の顔が見え、安全で安心して食べられる食品を提供する場所をつくりたい」と始めた。出店は当初1店だけだったが、最近は15店前後が並ぶ。客が不要になった食器や本などを持ち寄り、物々交換できる取り組みも始めた。
 これまで1回も休んだことはなく、昨年7月は50回の節目だった。糸瀬さんは「食材提供から始め、地域コミュニティーの場に成長しつつある。人が集い、何かが生まれる場所にしていきたい」と意欲をみせる。
推薦・岡田光弘委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[9]
●さざなみ会(直方市)

 市報朗読し視覚障害者に届ける
 直方市の広報誌を朗読して録音し、視覚障害者に届ける活動を続けている。
 朗読ボランティア団体で1977年に発足。現在、バスガイドや退職者ら50~80歳代の21人が、毎月1日と15日に発行される広報誌をそれぞれ自宅で朗読、テープやCDに録音する。記事だけでなく、表紙に掲載されている写真、記事に添えられる表なども伝わりゃすいよう、各自が工夫しながら吹き込んでいる。
 モットーは「発行日に利用者に届ける」。市から発行の数日前に原稿を受け取ると、わずか2、3日で録音と発送をこなすという。
 市の「議会だより」も手がけている。「大変なことも多いが、『テープを楽しみにしている』という利用者の声を聞くとやる気が出る」と代表の真鍋勇さん(85)。「これからも会員同士で技術を高め合いながら、活動を続けていきたい」と話している。
推薦・白土聖司委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[8]
●小竹ガッツ(小竹町)

 1978年結成 優秀な成績収める
 軟式少年野球チームとして、1978年に結成し、小規模ながら全国大会優勝など優秀な成績を収めてきた。37年にわたり、小竹町勝野の藤川利美さん(67)が指導している。
 結成前、藤川さんが社会人チームを指導していたところ、「野球を教えてほしい」と、地元の子どもたちが集まってきたのがきっかけだった。藤川さんが「11人集めたらチームを作って教えてやる」と言うと、翌日、11人で再び教えを請いに来たという。
 練習は週5日。小学2~6年の男女21人が現在、町民グラウンドで汗を流す。照明の一部が昨夏の台風で壊れ、日が落ちると外野は真っ暗になる中、目を凝らして白球を追っている。
 藤川さんは、「メンバーが少なくなることもあったが、保護者たちの支えでやってこられた。感謝の気持ちを忘れず、これからも歩みたい」と話している。
推薦・坂本愛子委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[7]
●NPO法人アートもん(添田町)

 文化芸術活動 温暖化防止の啓発も
 古賀市で絵画や書道、アクセサリーを創作する市民らが2006年、文化芸術活動に取り組む団体として設立した。NPO法人となった08年、代表理事でトールペイントの教室を開く崎山香王里さん(52)が同市から添田町に転居したことに伴い、同町を拠点に活動を続けている。
 現在の会員は13人。町内では、夜の野外にともす「キャンドルナイト」と題して、地球温暖化の防止を啓発。ダンスやランタンを手がけるプ口講師を招いた体験も実施している。
 「引っ越してきて一番最初に星の美しさに感動した」という崎山さん。昨年10月には、プラネタリウムの観賞や天体観測、玩具作りなどを行うイベントを初めて開き、好評だった。
 崎山さんは「過疎地に住んでも、都市部と同じように文化芸術を取り巻く環境を充実させて、活力ある地域を目指したい」と語る。
推薦・高山友良委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[6]
●今宮一成さん 50(田川市)

 相撲文化 地域に定着させたい
 田川市川宮の飲食店「相撲茶屋 貴ノ花」を経営している。父が大相撲の元大関貴ノ花の二子山親方と親交があった縁で、元横綱の貴乃花親方と交流。貴乃花部屋が2011年から、11月の九州場所で稽古場を店の敷地に構えている。
 部屋を支援する「田川貴乃花部屋後援会」の会長代理として、親方らの滞在中は市内外の小学校での相撲教室や福祉施設への慰問の際、橋渡し役を務める。
 田川商工会議所青年部会長だった12年度、秋の「TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり」で小学生の相撲大会を始めたo貴乃花親方も観戦し、声援を送ってきた。
 今宮さんは「相撲大会の参加者の中から、角界入りを目指す子どもも出てきている。田川から横綱を誕生させるのが夢。相撲文化を地域に根付かせる取り組みを続けていきたい」と力を込める。
推薦・今村千恵子委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[5]
●そのだ(其田)正治さん 56(飯塚市)

 アートで心も街も美しく
 飯塚市・八木山展望台の「しあわせの鐘」、本町商店街近くの「大きなイス」といった有名なパブリックアートから、鉄のオブジェ、絵画、看板、個人の表札まで幅広く手がける現代アート作家。地域と各地の芸術家を結ぶ作品展などの活動「たのしいげいじゅつ」を企画・運営し、地域の文化振興を支えている。
 20年以上前、悩みを抱えて渡ったスペインでガウディ建築に触れ、芸術の力を実感した。作品、人、自然のすべてが調和した光景の中で、あらゆる感情から解放され、芸術は「人の心を癒やすもの、感動を与えるもの」と思い至った。 「アートとは温かい心で、皆が持っている。作品を見て一人ひとりが心豊かになると、街は美しく変わるはず。大げさかもしれないが、筑豊から世界にまで広げたい」。街で見かける作品の一つ一つに願いが込められている。
推薦・二宮教委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[4]
●黒丸むらおこしの会(宮若市)

 竹灯籠で、山あいの地区活性化
 宮若市の山あいにある黒丸地区の活性化に取り組んでいる。地元の古刹を竹灯龍で照らす「清水寺千灯明」は、年末の風物詩になっている。
 会の発足は2011年。農業の後継者不足や住民の高齢化で寂れつつある集落を盛り上げようと、有志13人が結集していた。かつて参拝者でにぎわっていた清水寺で、住民らが新年のあいさつを交わす機会をつくろうと、同年末から千灯明を実現させた。
 活動の場は地元の伝統行事や学校行事、地区外にも広がった。竹灯籠を市内各地のイベントに貸し出したり、市外から訪れる観光客向けの竹灯籠教室を開いたりして故郷のPRに力を入れている。
 会長の花田浩さん(55)は「清水寺から見る景色、地元で取れるコメなど、黒丸地区に埋もれている魅力をこれからも発信したい」と話している。
推薦・柴田裕美子委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[3]
●熊谷信孝さん 79(福智町)

 筑豊の動植物書籍で紹介
 1962~97年の35年問、県立田川高(香春町)で生物の教諭を務めた。英彦山や香春岳、福智山など筑豊地域を中心に動植物の生態調査を続け、山の風景や植物を紹介する書籍を多数出版して地域の魅力を発信している。
 英彦山では、旧年の台風で大規模な倒木が発生。その後、雑草が増えてニホンジカが繁殖し、希少な野草も食べるようになったという。ブナ林再生のため、99年から苗を育てて植林する活動も続けている。
 香春岳も、ここ十数年で希少植物が減った。温暖化による生育環境の変化で草原に木が生えるなど、「年々悪い方に向かっている」と感じている。「植物の変化や山の現状を記録として残しておきたい」と、来月に約250枚の写真を盛り込んだ「自然誌 香春岳」を出版する予定。「植物の宝庫である山々を守っていきたい」と意欲は衰えない。
推薦・高山友良委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[2]
●添田中学校おやじ会(添田町)

 校舎の清掃 祭りで見回り
 添田町の添田中を応援しようと、保護者の男性有志で2008年に結成した。現在の会員は37人。校舎の校舎の清掃祭りで見回り、受験生の激励会などに取り組んでいる。
 3年生を対象にした学習支援「英峰塾」を09年に設け、町教委の協力も得て運営している。県立大の学生を講師に迎え、英語、国語、数学の基礎と応用力を養う学習会で、6月から翌年2月までの土曜午前、町内のオークホールで30回ほど実施している。
 今年度は3年生75人のうち、希望した36人が通い、県立大生15人が交代で6、7人ずつ講師を担当する。おやじ会メンバーも、室内で見守っている。
 金子修治代表(51)は「年齢の近い大学生は中学生にとって良き先輩。進路を考えるうえで参考になることも多い。今後も父親同士の交流で地域の鮮を深めたい」と話している。
推薦・成田憲幸委員

ふるさとの誇り「第29回筑豊賞」候補[1]
●「第九inみやわか」実行委員会(宮若市)

 年末に講演 出演300人
 ベートーベンの「交響曲第9番」(第九)の合唱を市民にも楽しんでもらおうと、年末に公演している。
 実行委は2010年、翌年に控えた宮若市の誕生から5周年を祝おうと、地元の音楽からの呼びかけで発足。市民の参加を募り、10年末から続けている。
 14年からは宮若市民だけでなく、直鞍地区から参加者を募集。週2回の練習の場所を直方市や鞍手、小竹町に広げ、出演者を増やしてきた。
 宮若市の宮若東中体育館で15年末に開いたコンサ一トでは、過去最多となる5歳~80歳代の約300人が出演O 市内の中学生約350人と一緒に迫力のある歌声を響かせた。
 発起人の1人で、歌唱指導を担当する音楽家の加護ひかりさん(46)は「これからも歌を通じて人と仲良くなったり、感動したりできる良さを多くの人に感じてほしい」と話す。
推薦・清水舞子委員

1月1日(金) 謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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