筑豊賞 - あすの筑豊を考える30人委員会

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活動履歴  ※すべてを掲載できている訳ではありませんので、ご了承ください。

[ 2020年 ]

 第33回筑豊賞
筑豊賞 2団体1個人

 読売新聞西部本社の提唱で発足した「あすの筑豊を考える30人委員会」は、地域づくりや自然保様、文化・スポーツ振興、青少年育成など様々な分野で顕著な活動に取り組む個人・団体に贈る「第33回筑豊賞」に、嘉飯、直鞍、田川の3地区から1個人と2団体を選んだ。
 選ばれたのは、嘉麻市の「千手けやき会」、小竹町の「小竹掃除に学ぶ会」、福智町で絵本の読み聞かせを行う岸谷元美さん(68)。
 表彰式は2月2日午前10時から飯塚市の市庄内交流センター別館で行われ、表彰状と記念のブロンズ像が贈られる。30人委員会は1987年に発足し、毎年、筑豊賞を贈っている。今回は3地区の計19件を候補に推薦していた。

【千手けやき会】(嘉麻市)
■竹灯龍まつり 地域元気に

千手けやき会  嘉麻市の旧千手小で毎年3月、竹灯籠約5000個をともす「千手灯ろうまつり」を聞いている。5回目を迎えた昨年は、1000人を超える来場者でにぎわった。
 児童数の減少で千手小が2014年3月に閉校したことがきっかけとなり、地域を元気づけようと住民有志が結成した。会員は20~80歳代の約30人で、市外に住む地元出身者も参加している。
 まつりで校庭を彩る竹灯籠は、会員が地域の里山で切った竹を加工して手作りする。まつりの時期だけでなく、校庭の草刈りや清掃など年聞を通じて活動している。
 今年は3月21日に開催する予定だ。川村司会長(84)は「多くの人たちの協力で続けてこられた。これからもできるだげ長く活動し、まつりで千手の良さを発信していきたい」と力を込めた。

【小竹掃除に学ぶ会】(小竹町)
■生徒と一緒に便器を磨く

小竹掃除に学ぶ会  小竹町で月1回、公共施設のトイレをボランティアで清掃しているほか、毎年9月に地元の小竹中を訪れ、生徒たちにトイレ掃除を指導している。
 2006年に町教育委員会の職員らが中心となって結成。現在の会員は50~70歳代の9人で、原則第4土曜日に多目的広場や中央公民館、JR小竹駅などのトイレで活動している。
 07年から続けている小竹中のトイレ掃除には、1年生全員が参加する。「トイレ掃除を通じて自らの心を磨き、感動や感謝の心を育んでほしい」と呼びかけ、生徒と一緒に便器を磨く。終了後、「すがすがしい気持ちになった」「家でもやってみたい」などの声を聞くのが大きな励みになっているという。
 事務局長の谷川龍児さん(66)は「今後も月1回の活動を続け、新たな会員を僧やしていきたい」と話している。

【岸谷元美さん】(福智町)
■読み聞かせ 豊かな心育む

岸谷元美さん  「子どもたちの豊かな心を育みたい」と、長年にわたって福智町の小学校で絵本の読み聞かせを続げてきた。
 同町のボランティア団体「絵本を読む会ぶらんこ」(11人)の代表を務める。毎月、市場、金田、上野の3小学校を訪ね、朝の授業開始前や昼休みに様々な絵本の読み聞かせを行っている。
 化粧品販売の仕事をしていた約30年前、長男が通っていた保育園や市場小でボランティアで始めた。目を輝かせて聴きいる子どもたちを見てやりがいを感じ、長男の卒業後も継続。1998年にPTA関係者らと「ぶらんこ」を結成した。
 最近は、町立図書館・歴史資料館「ふくちのち」で年1回程度、大人向けの「絵本のつどい」も開いている。「年齢にかかわらず、読み聞かせを通じて命の尊さを伝えたい」と意欲を見せている。

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[19]
●武田胡桃さん 20(飯塚市)
保育者の卵 奉仕活動に力

武田胡桃さん  近畿大九州短大(飯塚市)保育科の1年生。授業や付属幼稚園での実習の傍ら、視野を広げるため、保育に関するボランティア活動に積極参加している。
 6人きょうだいの次女として生まれ、10歳以上離れた弟や妹の世話をするうちに保育への関心を持った。地元の定時制高校を卒業後、保育者を目指して同短大に進んだ。
 今夏には、ダウン症など障害を持つ子どもたちが音楽劇や演奏に取り組むサークル「トゥインクル・キャッツ」の活動に、学生ボランティアとして参加。最初は子どもたちとうまくコミュニケーションが取れなかったが、練習を手伝ったり、一緒に楽器を弾いたりするうちに、心の距離が縮まったという。
 「ボランティア活動を通じて多くのことを吸収し、子どもたちとしっかり信頼関係を結べる保育者になりたい」と意欲を見せる。
推薦・平松愛子委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[18]
●いたまち商店街応援隊(田川市)
にぎわい取り戻す手助け

いたまち商店街応援隊  田川市の伊田商店街でイベントを手伝ったり、商店街のマスコットキャラクター「ふうじくん」をデザインしたグッズを制作・販売したりしている。
 後継者不足などで空き店舗が目立つ商店街を盛りよげようと、主婦や会社員、県立大の学生ら計約50人が昨年6月に結成。定期的に集まり、商店街に買い物客を呼び込むための方策を話し合っている。
 今年7月に開かれた夏の恒例イベント「伊田夜市」では、県立大の学生が中心となって企画したお化け屋敷の準備、運営をサポート。昨年11月には、ふうじくんなどをあしらった手作りのタペストリー10枚を、伊田商店街振興組合に寄贈した。
 隊長の山口聖子さん(41)は「楽しみながら活動できるのが魅力。商店街が少しでもにぎわいを取り戻す手助けになればうれしい」と話す。
推薦・石川昇平委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[17]
●末松登志子さん 74(直方市)
遠賀川催し地域活性化へ

末松登志子さん  直方市中心部の遠賀川河川敷で毎年秋に開かれる「遠賀川わくわく夢フェスタの実行委員を務めている。イベントでは、豊かな自然の中でカヌーやキャンプ体験、音楽ステージなどを楽しむことができ、多くの家族連れでにぎわう。
 同市出身。地元の上頓野地区で里山の保全活動に関わったことがきっかけで、身近な河川環境に関心を持つようになった。
 フェスタ実行委の構成団体の一つ「遠賀川で遊ぼう会」のほか、同市発祥の高取焼の歴史継承に取り組む団体や、ご当地グルメ「直方焼スパ」の普及を目指すボランティア団体などでも活動。多方面で地域活性化に貫献している。
 「遠賀川と福智山に抱かれた美しい景観は直方の誇り。様々な活を通して子どもたちに、自然の中で生かされていることの幸せを伝えていきたい」と話している。
推薦・高橋幸子委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[16]
●筑穂・映画を見る会(飯塚市)
上映通し地域に話題提供

筑穂・映画を見る会  今年2月、約20年ぶりに活動を再開し、飯塚市の筑穂地区で6月と11月に映画の上映会を開いた。ハンセン病を題材にした「あん」と、2018年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した「万引き家族」の2本を上映し、多くの地元住民が訪れた。
 旧筑穂町で1983年、子育て世代の母親らが前身の団体を結成。「命の尊さについて考えてほしい」と、戦時中に沖縄から本土への学童疎開の児童らを乗せた船が米軍に撃沈された「対馬丸事件」を描いた作品を上映した。その後、活動を休止する98年まで、名作や話題作の上映会を約30回開いた。
 現在の中心メンバーは、代表の永田誠子さん(75)ら6人。永田さんは「住民が映画の話題で盛り上がるなど、地域の交流のきっかけづくりにもつながっている。これからも多くの作品を届けたい」と話している。
推薦・田中仁委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[15]
●ぱたから(川崎町)
長生き願って慰問ライブ

ぱたから  本名は山野勝さん(29)。筑豊地域を中心に、高齢者施設などで慰問ライブをしている。「ぱたから」は、食べ物をのみ込んだり、かんだりする力を維持する「パタカラ体操」から名付けた。「楽しく歌い、健康で長生きしてほしい」との願いを込めている。
 川崎町出身。高校を卒業後、町内の障害者支援施設などで働き、音楽に障害者や高齢者の機能回復や認知症予防の効果があることを知った。昨年からシンガー・ソングライターとして活動し、老人ホームや介護施設などでの慰問ライブのほか、地域のイベントで歌声を届けている。
 愚問ライブでは、アコースティックギターで昭和の歌謡曲や唱歌を提露。パタカラ体操も取り入れ、「ぱたから先生」の愛称で親しまれている。「音楽には人を励まし、勇気づける力がある。色んな場所で歌い続けていきたい」と話す。
推薦・西部知恵委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[14]
●池田暁美さん 70(直方市)
バナナたたき売り披露

池田暁美さん  直方市の中心商店街で毎月5日に開かれる「直方五日市」で、バナナのたたき売りを披露し、にぎわい作りに一役買っている。
 バナナのたたき売りの発祥の地とされる北九州市門司区で小学3年から約20年間を過ごした。2011年に移り住んだ直方市で「商店街活性化のために何かできないか」と考えていた時、子どもの頃に見たバナナのたたき売りが思い浮かび、講習会に通って口上を習得した。14年から五日市で公演を始め、県内のイベントなどでも披露している。
 幼少の一時期を直方市で過ごしたとされる作家、林芙美子ゆかりの地のPRにも力を入れる。同市殿町で営む画廊喫茶に昨年、関連資料を展示する談話室を設け、作品の朗読会を月1回開いている。
 「これからも様々な取り組みを通じて、直方のまちを盛り上げていきたい」と話している。
推薦・清水舞子委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[13]
●遠賀川流域住民の会(飯塚市)
美化ヘ年2回一斉清掃

遠賀川流域住民の会  筑豊地域から響灘へと注ぐ遠賀川。春と秋の年2回、流域各地で一斉清掃をするなど、環境保全や水質改善に向けた取り組みを進めている。
 九州の1級河川で水質が最も悪くなったことなどを受け、流域の住民団体が2001年に設立した。03年にNPO法人となり、現在ほ28の団体・個人が所属している。
 毎年9月に河口の岸で漂着ごみなどを拾うクリーンキャンペーンをしているほか、源流域での植林や小学生を対象にした学習会も実施。13年には、水にかかわる様々な活動に取り組む団体・個人を顕彰する「日本水大賞」で国土交通大臣賞を受賞した。
 事務局長の松岡朝生さん(67)は「水質は改善されてきたが、ごみの不法投棄などは続いている。河川環境を守るため、行政と連携して住民一人一人の意識を高めていきたい」と話す。
推薦・相川千雪委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[12]
●声のボランティアサークル「ひまわり」(田川市)
視覚障害者に音読届ける

声のボランティアサークル「ひまわり」  田川市の広報紙や社協だより、小説などを音読してカセットテープやCDに録音し、市内の視覚障害者に届ける活動を40年以上にわたって続けてきた。
 1976年に発足し、広報紙を手始めにカセットテープ録音と配布を始めた。会員は朗読や発声の技術を磨くとともに、新たな会員の獲得にもつなげようと、講習会開催にも取り組んできた。
 現在の会員は30~80歳代の男女14人で、月2回、市総合福祉センター「スマイルプラザ田川」に集合。パソコンや専用の機材を使ってCDに録音し、校正編集した後、利用者7人に届けている。読書を楽しみたい人の手助けになればと、人気のある小説の収録にも力を入れている。
 代表の中川千草さん(65)は「視覚障害者だげでなく、視力が落ちた高齢者も利用できるようにしていきたい」と意欲を語る。
推薦・高山友良委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[11]
●河面直人さん 69(直方市)
高取焼の魅力 幅広く紹介

河面直人さん  直方市の古町、明治町両商店街で毎年4月に開かれている「ちくぜんのおがた高取焼大茶会」の実行委員長を務め、同市発祥の高取焼の魅力を伝えている。
 直方市出身。東京の大学を卒業後、茶道具や茶を販売していた父を手伝うため地元に戻った。現在は茶道具の古美術商を営む。表千家流の茶道を学び、鞍手高茶華道部の生徒とともに、同市の須崎町公園でチャリティー茶会も開いている。
 大茶会は高取焼をPRし、中心市街地の活性化にもつなげようと、茶道4流派を含む地元の民間14団体でつくる実行委員会が2017年から開催。商店街の空き店舗に茶席を設け、直方日若踊など伝統芸能も披露している。
 「黒田藩の御用窯として栄えただけに、高取焼は戦国武将の荒々しさを感じさせるのが魅力。直方の伝統文化として、次の世代に引き継いでいきたい」
推薦・石光秀行委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[10]
●力レーの日(嘉麻市)
いろんな世代が集える場

力レーの日  嘉麻市大隅町の嘉穂ふるさと交流館で、地域住民がカレーを食べながら交流を深めるイベント「カレーの日」を定期開催している。
 2017年7月の九州北部豪雨の際、関西から東峰村のボランティアに駆けつけ、同市の旧大隅小に滞在した学生を住民有志が手作りのカレーやおにぎりでもてなしたのがきっかけ。定期的な地域のイベントとして続けようと、3~5月と9~11月の毎月20日を「カレーの日」と決め、同年11月から始めた。
 地元農家から米を無償で提供してもらい、40~70歳代の主婦ら約10人が調理を担当。1杯200円で提供し、一人暮らしの高齢者や家族連れなど毎回150人ほどの参加があるという。
 代表を務める楪ひろ子さん(71)は「毎回楽しみにしている高齢者もいる。いろんな世代の人たちが気軽に集える場にしていきたい」と話す。
推薦・有江俊哉委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[9]
●岸谷元美さん 68(福智町)
心を揺り動かす絵本朗読

岸谷元美さん  福智町の女性ボランティア団体「絵本を読む会ぶらんこ」の代表を務め、町内の小学校で毎月、絵本の読み聞かせをしている。
 約30年前、長男が通っていた保育園で始め、1998年に市場小のPTA関係者らと「ぶらんこ」を結成。団体名には「絵本で人の心を揺り動かしたい」との思いを込めた。その後、上野、金田の各小にも活動の幅を広げた。
 メンバーは50~70歳代の11人。小学校では全学年を対象に朝の授業開始前や昼休みに活動し、作品に込められたメッセージが伝わるように、感情を込めて朗読することを心がげている。
 「大人にも癒やしや気づきを与えてくれる」と、町図書館・歴史資料館「ふくちのち」で年1回程度、大人向けの読み聞かせもしている。「様々な学びがあり、豊かな心を育む絵本の素晴らしさを伝えていきたい」と話している。
推薦・中野弦己委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[8]
●栗田徳さん 89(鞍手町)
炭鉱で勤務 経験語り継ぐ

栗田徳さん  鞍手町にあった三菱鉱業新入炭鉱で勤務した経験を生かして「炭鉱の語り部」として活動し、産炭地の歩みを伝えている。
 戦後の復興期の1950年に同炭鉱に入り、坑内で使う道具類の修理や、石炭やボタを運ぶ炭車を操作する「棹取」の仕事に従事。閉山後の67年、三菱鉱業セメントに移り、90年に定年退職した。
 筑豊炭田の一角を担った町の歴史を継承するため、2003年から田川市石炭・歴史博物館や直方市石炭記念館での講演、小学校での出前授業などに取り組んできた。町教委が17年度から始めた炭鉱勉強会で講師を努め、手作りの模型を使って坑内の構造を分かりやすく解説したり、炭鉱跡地を巡るフィールドワークをしたりしている。
 「人々の生活を支え、町の発展に貫献した炭鉱の歴史を語り継いでいきたい」と意欲を見せる。
推薦・松井美保委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[7]
●太田雅之さん 75(桂川町)
組み木 創造力育む手助け

太田雅之さん  動物や人形などの形に切り抜いた木のパーツを組み合わせて遊ぶ「組み木」。桂川町土師の自宅に工房を構え、作品を町内の小中学校や図書館などの公共施設に寄贈している。
 組み木作りの第一人者、小黒三郎さんの作品に出会ったことがきっかけで、2005年に作り始めた。14年に開設した工房では、生徒と一緒に干支やひな祭り、クリスマスなど季節に合わせた作品を作り、毎年、展示会を開いている。
 これまでに手がげた作品は1万点を超え、地元のイベントで体験コーナーを設げるなど普及活動にも力を入れる。同町の国特別史跡「王塚古墳」をモチーフにした作品は、町のふるさと納税の返礼品にも採用された。
 「いろいろな遊び方ができるのが魅力。組み木を通して、子どもたちの創造力を育んでいきたい」と意気込んでいる。
推薦・溝口治夫委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[6]
●田川市民プールバリアフリーデイ実行委員会(田川市)
障害児らにプール開放

田川市民プールバリアフリーデイ実行委員会  障害のある子どもや家族らにプールを無料開放するイベント「バリアフリーデイ」を9月1日、田川市市民プールで実施した。利用客で混雑する営業期間が終了するのを待って初めて企画し、市内外から約170人が参加した。
 障害者や福祉関係団体などでつくる市障害者総合支援協議会が、理学療法士や看護師ら約10人からなる実行委員会を設置。実行委メンバーは当日、ボランティアスタッフ約150人を配置するなど万全の態勢で臨み、流水プールやウォータースライダーなどを楽しむ親子らをサポートした。
 田川市では来年夏、車いすフェンシングのドイツ、ベラルーシ代表が東京パラリンピックの事前キャンプを行う。実行委員長の瀬尾徹さん(36)は「バリアフリーデイは来年も行う予定。障害者に優しいまちづくりに、市民の関心が高まれば」と話す。
推薦・公門友里絵委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[5]
●小竹掃除に学ぶ会(小竹町)
トイレ掃除で心を磨く

小竹掃除に学ぶ会  「トイレ掃除を通じて自らの心を磨く」をモットーに月1回、小竹町内の公共施設のトイレをボランティアで清掃している。
 自動車用品販売会社「イエローハット」創業者の鍵山秀三郎さんが提唱する掃除哲学に共鳴した町教育委員会の職員らが中心となり、2006年に結成。会員は50~70歳代の7人で、中央公民館やJR小竹駅、多目的広場などのトイレで活動している。
 毎年9月には、地元の小竹中で1年生と一緒にトイレ掃除に汗を流す。便器をブラシやスポンジで磨き、こびりついた尿石や水あかはドライバーやサンドペーパーを使って削り落とす。最初は手袋をしていた子どもたちも、最後は素手で掃除するようになるという。
 事務局長の谷川龍児さん(66)は「トイレ掃除を通じて感動する心や謙虚さを身に付けてほしい」と願う。
推薦・花田美起委員、古賀佳代委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[4]
●飯塚市商店街連合会合同販売促進委員会(飯塚市)
工夫凝らしイベント多彩

飯塚市商店街連合会合同販売促進委員会  飯塚市中心部の五つの商店街に買い物客を呼び込もうと、様々なイベントを企画・運営している。今月1~5日に催した年末恒例の大売り出し「永昌会」では、空き店舗にゴーカートやミニ列車などを配した”移動遊園地”を設けるなど工夫を凝らし、家族連れらの人気を集めた。
 商店主や若手の後継者ら約20人が所属。にぎわい創出に向け、偶数月の15日に商品を100円均一で販売する「百縁市」や、商店主らが専門分野の知識を市民らに教える「まちゼミ」など、ユニークな取り組みを続けている。
 ただ、本町商店街で長年営業してきた大型店が昨年10月、業績不振で閉店するなど厳しい状祝も続く。委員長の岩橋正樹さん(48)は「行政や住民、地元の大学と連携し、知恵を借りながら、家族連れや若者を呼び込める商店街にしていきたい」と話している。
推薦・久保森住光委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[3]
●県猟友会川崎支部(川崎町)
有害鳥獣の駆除年400頭

県猟友会川崎支部  鹿やイノシシなどの有害鳥獣から農作物を守るため、川崎町の要請で駆除や捕獲に取り組んでいる。
 設立は1975年。当初はカモやキジ、野ウサギなどの狩猟を趣味で楽しんでいた。しかし、近年の鹿やイノシシなどの増加に伴い、農作物の被害が拡大し、町民の生活に深刻な影響が出るようになったため、駆除が活動の中心になった。
 会員は30~70歳代の40人。毎週日曜日に山に入り、わなや猟銃で捕獲、駆除しており、鹿とイノシシの駆除数は年間計約400頭に上る。わなの研修会や射撃大会出場を通じ、技術やマナー向上にも努めている。
 大物のイノシシの場合、重さが100キロを超えることもあり、捕獲後、山中から車まで運ぶのはかなりの重労働だ。会長代行の藤川茂己さん(68)は「有害鳥獣の駆除には経験と体力が必要。若い世代の会員を増やしたい」と話す。
推薦・林真弓委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[2]
●榊正澄さん 71(直方市)
郷土の歴史や文化継承

榊正澄  江戸時代に福岡藩の支藩・直方藩が置かれ、明治から昭和にかけては右石炭産業で栄えた直方市。その歴史や文化を継承していこうと、市内の文化団体やポランティア団体で活動している。
 直方市出身。会社員時代に市教委主催の歴史講座で、地元の著名な郷土史家・舌間信夫さんの話を聞いたことがきっかけで、ふるさとの歴史に興味を持つようになった。1996年に結成された「歴史ボランティア・直方を語る会『とおれんじ』」に参加し、市内の史跡案内や勉強会開催などに取り組んできた。
 現在は同会の事務局長を務めるほか、直方郷土研究会や筑豊近代遺産研究会などにも所属。市の広報紙で、地元の歴史や文化財を紹介する連載も手がけている。
 「直方藩、炭鉱、石炭輸送の鉄道拠点--。直方の歴史は多面的で奥深い。これからも市内外に発信を続げていきたい」と意気込む。
推薦・東陽一委員

 ふるさとの誇り「第33回筑豊賞」候補[1]
●千手けやき会(嘉麻市)
廃校の小学校に竹灯籠

千手けやき会  嘉麻市の旧千手小で毎年3月、「千手灯ろうまつり」を開いている。校庭に約5000個の竹灯籠を並べて火をともし、幻想的な雰囲気を演出する。
 同小は児童数の減少で2014年3月に閉校。その際、閉校イベントを企画した地元有志らが地域を元気づけようと結成した。名称は校庭に立つ市天然記念物のケヤキにちなんでいる。
 会員は20~80歳代の約30人。灯ろうまつりは、竹の伐採や加工など約半年かけて準備する。まつりの開催だけでなく、定期的に校庭を清掃するなど年間を適して活動している。
 5回目を迎えた今年、1000人を超える来場者でにぎわった。実行委員長の正中英二さん(56)は「過疎化が進む地域を活性化させるには、若者の移住・定住を呼び込むことが必要。まつりを通して千手の良さをPRしていきたい」と話している。
推薦・岡芙美委員

 19件の活動紹介
 読売新聞西部本社の提唱で活動する「あすの筑豊を考える30人委員会」が、筑豊地域の活性化に取り組む個人・団体を顕彰する「第33回筑豊賞」の候補が決まった。自然保護や青少年育成、文化・スポーツ振興などあらゆる分野を対象に検討され、委員推薦を受けた嘉飯地区7件、直鞍地区と田川地区各6件の計19件がノミネートされた。
 筑豊賞は選考を経て、各地区1件ずつの計3件が受賞。表彰式は来年2月2日、飯塚市庄内交流センター別館で行われる予定。各候補を紹介する。

1月1日(水) 謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。


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